「自分はこんなに頑張っているのに」と思う前に。幸せな結婚のために大切にしたいこと

結婚したら、できれば仲良く暮らしたい。
お互いを大切にして、支え合って、安心できる家庭をつくりたい。
これから婚活を始める方の中にも、そんな結婚を思い描いている方は多いと思います。
私もそうです。
実際に結婚して夫婦として暮らしてきて思うのは、
幸せな結婚生活のためには、相手を大切にすることと同じくらい、
自分を大切にすることも必要
だということ。
家族のために頑張ることもある。
相手のために動くこともある。
それ自体は、悪いことではありません。
でも、自分を後回しにして頑張ることが続いてしまうと、
いつの間にか、
「私はこんなに頑張っているのに」
という気持ちが出てくることがあります。
そんなとき、相手にもっと頑張ってもらうことだけが答えではないのかもしれません。
頑張りすぎると、相手にも求めたくなる
疲れていても家事をする。
本当は休みたいけれど、やらなければと思って動く。
自分がやった方が早いから、やっておく。
自分のことは後回しにする。
最初は、
「家族のために」
「相手のために」
と思ってしていることかもしれません。
でも、それが積み重なって自分の余裕がなくなってくると、
「私はこんなにやっているのに」
「なんであなたはやってくれないの?」
「私ばっかり」
そんな気持ちが出てくることがあります。
人って、自分が頑張っているほど、相手にも同じくらい頑張ってほしくなることがあると思うんです。
自分が我慢しているほど、自由にしている相手が気になる。
自分が無理をしているほど、無理をしていない相手に感情が動く。
そんなとき、私は一度、
「そもそも私は、誰にここまで頑張れと言われたんだろう?」
と考えてみてもいいと思っています。
自分で「やらなきゃ」を増やしていることもある
もちろん、実際に相手から負担を押しつけられていることもあります。
明らかにどちらか一人に負担が偏っているなら、二人で考える必要があります。
でも中には、誰かに頼まれたわけではないのに、
「ちゃんとしなきゃ」
「私がやらなきゃ」
「これくらいできて当たり前」
と、
自分で自分に課していること
もあります。
そして、自分が頑張れば頑張るほど、
「私はここまでやっているんだから、あなたも」
と、知らないうちに相手にも同じ基準を求めてしまう。
でも、もしかしたら相手は、
「そこまでやってほしい」
とは思っていなかったかもしれません。
だったら、
相手をもっと頑張らせる前に、
自分が頑張りすぎるのをやめてもいい。
そんな選択もあると思っています。
我が家は「二人で全部やる」をやめました
我が家は共働きです。
二人とも仕事をしているので、使える時間には限りがあります。
仕事をして、
買い物をして、
食事をつくって、
片づけて、
掃除をして、
洗濯をして。
子どもが生まれてからは、そこに子育ても加わりました。
全部をきちんとやろうと思えば、いくら時間があっても足りません。
だから我が家では、
「家のことなんだから、自分たちで全部やらなければ」
には、こだわらないようになりました。
時短家電を取り入れたり、
外食に行ったり、
作り置きサービスをお願いしたこともあります。
頑張れば、自分たちでできることもあります。
でも、それによって二人とも疲れて、余裕がなくなってしまうなら、
お金を使って時間をつくる。
誰かの力を借りる。
そもそも、やらなくてもいいことを減らす。
私は、それも家族を大切にする方法の一つだと思っています。
100あるものを、二人で分けなくてもいい
家事について考えると、
「夫婦でどう分担する?」
という話になりやすいですよね。
もちろん、それも大切です。
でも、家事が100あるとして、
夫が50、妻が50。
それだけが答えではないと思っています。
そもそも、
100あるものを、70や60にできないか。
外食した日は、料理をしなくていい。
作り置きサービスをお願いしたら、何日かは食事づくりが楽になる。
時短家電に任せられるものは、任せる。
頼れるものには、頼る。
そうやって、
家庭の中にある「やらなきゃ」そのものを減らしていく。
相手にもっと頑張ってもらう前に、二人とも頑張らなくていい方法を探す。
我が家には、この考え方が合っていました。
我が家は、何でも50:50ではありません
ちなみに我が家の場合、
家庭の舵を取るのは、基本的に私です。
「こうしてみよう」
「これを取り入れてみない?」
「今は、このやり方の方が良さそうじゃない?」
と、私から提案することも多いです。
だからといって、私が全部を背負うわけではありません。
得意な方がやることもある。
できる方がやることもある。
外に頼ることもある。
その時々で、
「今の私たちが無理なく生活するには、どうしたらいい?」
を考えてきました。
何でも同じ量を担当することより、
どちらか一人だけが、ずっと無理をする状態にしないこと。
私は、その方が大切だと思っています。
お財布だって、途中で変わりました
お金についても、最初から今の形だったわけではありません。
子どもが生まれるまでは、我が家のお財布は別々でした。
それぞれ働いて、
それぞれのお金を管理する。
当時は、その形で特に困っていなかったので、それで生活していました。
でも、子どもが生まれてからは、お財布を一緒にしました。
家族が増えて、生活の形が変わったこともあります。
そして何より、
そこまで夫婦として一緒に過ごしてきた中で、
お互いへの信頼が積み重なっていた
ことも大きかったと思います。
二人とも無駄遣いをするタイプではない。
お金についても、この人なら大丈夫と思える。
そういうことは、一緒に暮らしてきたからこそ分かったことでもあります。
夫婦二人だった頃から、子どもが生まれて家族になって。
少しずつ、
「私のお金」
「夫のお金」
だけではなく、
「私たち家族のお金」
として考えられるようになっていきました。
夫婦の形は、途中で変わっていい
こうして振り返ってみると、
我が家は結婚したときから、ずっと同じ形で暮らしているわけではありません。
家事のやり方も変わりました。
お金の管理も変わりました。
家族構成も変わりました。
使える時間も変わりました。
きっと、これからも変わっていくと思います。
仕事が変わることもある。
収入が変わることもある。
家族が増えることもある。
年齢を重ねれば、今までできていたことが難しくなることだってあるかもしれません。
だから、
「夫婦ならこうする」
という形を最初に決めて、その通りに生き続けなくてもいいと思っています。
大切なのは、
「今の私たちには、何が合っている?」
を、その都度考えること。
家庭って、最初に正解を決めて完成させるものではなく、
その時々の家族に合わせて、
二人でつくり変えていくもの
なんだと思っています。
自分で自分のご機嫌を取れる自分でいる
そして私は、夫婦であっても、
自分で自分のご機嫌を取れる自分でいること
を大切にしています。
好きなことをする。
自分の時間を持つ。
仕事をする。
会いたい人に会う。
疲れたら休む。
自分が何をすると楽しいのか。
どんな時間があると心地いいのか。
何をすると元気になれるのか。
それを、自分でも知っておく。
自分のご機嫌を取るというと、
好きなものを食べたり、
出かけたり、
楽しいことをするイメージがあるかもしれません。
でも、それだけではないと思っています。
自分を疲れさせている「やらなきゃ」を減らすことも、自分を大切にすること。
今日は料理をしない。
完璧にやらない。
誰かに頼る。
休む。
「今日は無理」と言う。
そういうことも含まれると思っています。
自分のご機嫌を取ることと、一人で頑張ることは違う
ただ、
「自分のご機嫌は自分で取る」
という言葉が、
「何でも自分で解決しなければいけない」
になってしまったら、それもまた苦しくなります。
夫婦なんだから、
頼っていい。
助けてほしいと言っていい。
「これはお願いしたい」
と伝えてもいい。
自分の幸せを全部相手に背負わせるのでもなく、
全部を自分一人で何とかするのでもない。
自分でできることは自分でする。
一人では難しいことは、相手にも渡す。
そして、
二人で考えた方がいいことは、二人で考える。
私は、そのバランスを大切にしています。
我慢しないためには、伝えることも必要
私は、
我慢しすぎないこと
も夫婦関係では大切だと思っています。
でも、
「我慢しない=好き勝手にする」
ではありません。
嫌だったら、
「私は、これは嫌だった」
と伝える。
しんどかったら、
「今ちょっとしんどい」
と言う。
助けてほしかったら、
「手伝ってほしい」
と言う。
一人で抱えて、
我慢して、
我慢して、
限界になってから、
「どうして分かってくれないの?」
となる前に、
自分の気持ちを相手に渡していく。
相手は、自分とは違う人です。
言わなければ分からないこともあります。
だから私は、
我慢しないためには、伝えることも必要
だと思っています。
関係を築くことを諦めない
そして、もう一つ。
私は、
関係を築くことを諦めないこと
も大切にしています。
夫婦だからといって、最初から何でも分かり合えるわけではありません。
考え方が違うこともあります。
「なんでそうなるの?」
と思うこともあります。
喧嘩だってします。
でも、
「この人には言っても無駄」
「どうせ分かってもらえない」
と、そこで関係を築くことそのものを諦めてしまったら、
二人の間にあるものは、少しずつ変わっていくと思うんです。
一度で伝わらないこともある。
すぐに答えが出ないこともある。
それでも、
「私はこう思っている」
と伝える。
相手の話も聞く。
必要なら、何度でも話す。
そして、
「じゃあ、私たちはどうしようか」
を考える。
私は、そうやって少しずつ夫婦になってきたように思います。
お互いにとって「安全基地」でありたい
私は、夫婦がお互いにとって、
安全基地のような存在でいられたらいい
と思っています。
疲れたとき。
失敗したとき。
うまくいかないとき。
自信をなくしたとき。
無理に自分を取り繕わなくても、
「ここに帰ってきて大丈夫」
と思える場所。
でも、安全基地って、
どちらか一人が我慢してつくるものではないと思うんです。
一人がずっと相手の機嫌を取り、
自分の気持ちを飲み込み、
相手に合わせ続けていたら、
その人にとっては安全な場所ではありません。
自分も安心できる。
相手も安心できる。
そのために、
話す。
聞く。
頼る。
無理が出てきたら、やり方を変える。
二人とも余裕がないなら、
二人とも頑張らなくていい方法を探す。
安全基地って、
最初からそこにあるものではなく、
二人で少しずつつくっていくもの
なのかもしれません。
婚活では「一緒に家庭をつくれる人」を見てほしい
これから婚活を始める方には、
条件だけではなく、
「この人となら、一緒に家庭をつくっていけそうか」
というところも見てほしいと思っています。
結婚生活は、ずっと同じではありません。
今は仕事ができていても、
忙しくなることがあるかもしれない。
家族が増えたら、
今まで通りにはいかなくなることもある。
どちらかが余裕をなくすことだってあります。
そんなときに、
一方だけに我慢を求めるのではなく、
「じゃあ、どうしようか」
と一緒に考えられる。
今までのやり方が合わなくなったら、
新しい方法を探せる。
完璧な人である必要はありません。
自分だって完璧ではないから。
でも、
一緒に関係を築こうとしてくれる人なのか。
私は、そこを大切にしてほしいと思っています。
婚活を始める前に、少しだけ自分を知ってみる
そして、相手を探す前に、
今の自分についても少しだけ振り返ってみてください。
あなたが、ついつい頑張りすぎてしまうのはどんなときですか?
あなたが「無理をしているな」と気づくのは、どんなときですか?
あなたが自然とご機嫌になれるのは、どんなときですか?
あなたが無理をせず、自然にできることは何ですか?
正解を出す必要はありません。
自分が頑張りやすいところも、
心地よくいられる時間も、
人それぞれです。
結婚しても、自分自身が別の人になるわけではありません。
だからこそ婚活を始める前に、
「私は、どんなふうに生きていると心地いいんだろう?」
を少し知っておく。
相手を探す前に、
自分の扱い方を、自分で知っておくこと。
それも、これから誰かと一緒に暮らしていくための、大切な準備だと私は思っています。

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nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に
してほしいと心から願っています。
人生色々、経験や体験、環境、状況、
人それぞれ思いや価値観があっていいんです。
だからこそ、これからについて
少し立ち止まって考えてみませんか?


