「自分に合う結婚相手がわからない」条件だけでは見つからない、本当に自分に合う人の見つけ方

「どんな人が理想ですか?」

婚活を始めると、一度は聞かれる質問ではないでしょうか。

年齢は?
年収は?
住んでいる場所は?
身長は?
仕事は?
性格は?

聞かれれば、なんとなく答えられる。

「優しい人がいいです」

「できれば年収はこのくらいで」

「年齢はこのくらいまでかな」

でも、条件を書き出してみても、

「結局、自分に合う人ってどんな人なんだろう?」

が分からない。

そんな方は少なくありません。

私は、それは当然のことだと思っています。

なぜなら、自分に合う結婚相手は、一つひとつの条件だけでは分からないから。

年齢も、年収も、仕事も、性格も、その人を知るための一つの情報です。

でも結婚は、その人と日常をつくっていくこと。

だから相手を探すときには、

「条件に合っている人か」だけではなく、「この人と自分が一緒になったら、どんな二人になりそうか」

まで見ていく必要があると思っています。

そのために、まず知ってほしいのは相手ではありません。

最初に知ってほしいのは「自分」です。


「優しい人がいい」では、まだ分からない

たとえば、

「どんな人がいいですか?」

と聞いたとき、

「優しい人がいいです」

と答える方は多いと思います。

そんなとき私は、

「あなたにとって、“優しい人”ってどんな人ですか?」

と、もう少し聞いてみます。

「これまでの経験の中で、どんなときに人の優しさを感じましたか?」

「誰かを見て、この人は優しいなと思ったことはありますか?」

そんなふうに聞くこともあります。

なぜなら、同じ「優しい人」でも、その意味は人によってまったく違うからです。

困ったときにすぐ助けてくれる人。

自分の話を最後まで聞いてくれる人。

そっとしてほしいときには、必要以上に踏み込まない人。

自分の意見を尊重してくれる人。

間違っていると思ったときには、ちゃんと伝えてくれる人を「優しい」と感じる方もいるでしょう。

だから、

「優しい人がいい」で終わらせない。

「私は、どんなときに優しさを感じるんだろう?」

まで考えてみる。

すると、相手の条件を考えていたはずなのに、少しずつ自分自身が何を大切にしているのかが見えてきます。


「嫌だったこと」も、自分に合う人を教えてくれる

反対側から考えてみるのもおすすめです。

これまでの恋愛や人間関係で、

「これは嫌だったな」

「こういう関わり方は苦手だったな」

と思ったことはありませんか?

話を最後まで聞いてもらえなかった。

何でも勝手に決められるのが嫌だった。

いつも相手の機嫌を伺っていた。

自分の気持ちを伝えると否定された。

連絡がないたびに不安になる関係がしんどかった。

こうした経験を、ただの「嫌な思い出」で終わらせなくてもいいんです。

その反対側には、

「私は、どんな関係なら安心していられるのか」

というヒントがあります。

たとえば、

「勝手に決められるのが嫌だった」

なら、

「私は、大切なことは二人で相談して決めたい人なんだ」

と分かる。

「気持ちを否定されるのが辛かった」

なら、

「意見が違っても、まず話を聞いてもらえる関係を大切にしたい」

と分かるかもしれません。

自分に合う人を知る材料は、プロフィールの希望条件だけにあるわけではありません。

これまで自分が生きてきた経験の中にも、たくさんあります。


恋人として惹かれる人と、結婚相手として合う人

恋愛では、相手のどこか一つの魅力に強く惹かれることもあります。

見た目がすごくタイプ。

話がおもしろい。

仕事ができて尊敬できる。

一緒にいるとドキドキする。

もちろん、そういう魅力も大切です。

でも結婚となると、それだけでは見えない部分があります。

結婚は、その人と日常をつくっていくことだから。

朝起きて、仕事に行って、帰ってきて、ご飯を食べる。

疲れている日もあります。

体調を崩すこともあるでしょう。

お金のことを話すこともある。

親のこと。

仕事のこと。

住む場所。

子どものこと。

人生の大きな選択を、二人で考える場面も出てきます。

だから結婚相手を見るときには、

「この人のどこが魅力的か」だけではなく、「この人と日常をつくっていけそうか」

という視点も持ってみてほしいと思います。


条件だけでなく「自分の人生全体」から考えてみる

自分に合う人を考えるとき、私は一つの角度だけではなく、複合的に見ていきます。

たとえば、

生理的に受け入れられるか。

どんな人生を送りたいのか。

性格や性質。

コミュニケーションの取り方。

生活の感覚。

仕事への考え方。

家族との距離感。

お金についての考え方。

自分の強みと弱み。

相手の強みと弱み。

大切にしたいこと。

譲れること。

どうしても譲れないこと。

これらを全部「一致しているか」で採点するわけではありません。

むしろ、全部同じ人を探す必要はないと思っています。

まず、

「私はどうなんだろう?」

を知る。

次に、

「この人はどうなんだろう?」

と相手を知る。

そして最後に、

「この二人だったら、どんな関係をつくれそうなんだろう?」

と考える。

わたし → 相手 → ふたり。

この順番で見ていくと、「理想の条件」だけでは見えなかった相性が少しずつ見えてきます。


「生理的にOKかどうか」も無視しなくていい

条件には書きづらいけれど、私は生理的に受け入れられるかどうかも大切だと思っています。

近くにいること。

声を聞くこと。

一緒に食事をすること。

いつか手をつないだり、触れ合ったりすること。

結婚すれば、生活の距離は近くなります。

だから、どんなに条件が良くても、相手に対して強い生理的な抵抗があるなら、その感覚を無理に押し込めなくていいと思います。

ただし、

「初対面でドキドキしなかった」と「生理的に受け入れられない」は別です。

ここは分けて考えてほしいところです。

恋愛のような強烈なときめきはなくても、

「一緒にいて嫌じゃない」

「もう一度会ってみてもいい」

「話していると落ち着く」

「なんとなく安心する」

そんなところから、少しずつ関係が育つこともあります。


「価値観が合う人」=「全部同じ人」ではない

「価値観が合う人と結婚したい」

これも婚活ではよく聞く言葉です。

でも、価値観が合うって何でしょう。

どんな人生を送りたいのか。

仕事をどのくらい大切にしたいのか。

家族とはどんな距離感でいたいのか。

休日をどう過ごしたいのか。

お金を何に使いたいのか。

子どもについてどう考えているのか。

どこで、どんな暮らしをしたいのか。

すべて一致する人なんて、なかなかいません。

むしろ結婚相手として見てほしいのは、

違いがあったときに、二人で話せる人なのか。

だと思っています。

「私はこうしたい」

「僕はこう考えている」

「そうなんだね」

「じゃあ、二人ならどうしようか」

そんな話ができる相手なら、違いがあっても二人の形をつくっていけます。

だから、

「価値観が同じ人」を探すことだけが、相性のいい人探しではありません。

違いを知ったときに、お互いを知ろうとできるか。

ここも大切な相性の一つです。


強みと弱みは「一人ずつ」ではなく「二人」で見てみる

私は、自分の強みや弱みも相手選びに関係すると思っています。

たとえば、自分は料理が苦手。

それを、

「料理ができない私はダメ」

と考える必要はありません。

相手が料理好きなら、お願いしたっていい。

二人とも料理が苦手なら、家電や宅配サービスを使ったっていい。

反対に、自分が得意なことが相手の苦手を補えることもあります。

結婚生活って、そういう持ちつ持たれつでもいいと思うんです。

だから、

「この人にはこんな欠点がある」

「私にもこんな弱いところがある」

と、一人ずつ採点するのではなく、

「二人になったら、どうなるんだろう?」

と考えてみる。

自分の弱みが、相手の強みで補われることもある。

相手の弱みを、自分が無理なく補えることもある。

逆に、二人とも同じところで無理をしてしまう可能性もあります。

「完璧な人」を探すのではなく、

不完全な二人が一緒になったとき、どんな二人になれそうなのか。

そんな見方もしてみてほしいと思います。


条件を見ることが悪いわけではありません

もちろん、年齢や年収、住む場所などの条件を考えることが悪いわけではありません。

結婚は生活です。

現実的な条件も大切です。

でも、条件を出したら、そこで終わらせずに、

「なぜ、私はこの条件を求めているんだろう?」

まで考えてみてほしい。

たとえば、

「年収600万円以上」

という希望があったとします。

なぜ600万円なのでしょう。

生活への安心が欲しいのか。

自分が仕事をセーブする未来を考えているのか。

子どもの教育費を考えているのか。

過去のお金に関する経験から、不安を感じているのか。

理由が分かると、本当に必要なのが「600万円」という数字なのか、その奥にある**「安心」**なのかが見えてきます。

すると、

「条件を下げる・下げない」

だけではなく、

「私は結婚生活で、何を必要としているんだろう?」

というところから考えられるようになります。

条件を捨てる必要はありません。

条件の意味を、自分が分かっていること。

その方がずっと大切だと思っています。


自分に合う人が分からないなら、最初に「相手」を決めなくていい

「どんな人が自分に合うかわからない」

そんなとき、無理に理想の相手像を完成させなくてもいいと思っています。

まずは自分に聞いてみる。

私は、どんな人生を送りたい?

どんなときに安心する?

何をされると嬉しい?

どんな関係はしんどい?

何が得意?

何が苦手?

相手に何を求めたい?

何なら譲れる?

どうしても大切にしたいものは何?

そんなふうに自分を知っていくと、

「優しい人がいい」

だったものが、

「私の話を否定せずに聞いてくれて、違う意見も話し合える人がいい」

に変わるかもしれません。

「高収入の人がいい」

だったものが、

「お金について一緒に話せて、将来の生活を二人で考えられる人がいい」

に変わるかもしれない。

条件がなくなるわけではありません。

条件の奥にある、自分の本当の希望が分かってくる。

私は、それが自己理解をしながら婚活する意味の一つだと思っています。


「この人は条件に合う?」から「この人と私はどう?」へ

婚活では、どうしても相手を見ることに意識が向きます。

「条件は合っている?」

「いい人?」

「結婚向き?」

でも、本当に自分に合う相手を考えるなら、もう一つ問いを加えてみてください。

「この人といるときの私は、どんな私?」

無理していない?

自分の意見を言える?

安心できる?

違うことを「違う」と言える?

相手のことを知りたいと思える?

自分も相手に知ってもらいたいと思える?

そして、

「この人となら、どんな人生をつくっていけそう?」

相手単体を評価するだけでは見えないものが、ここにはあります。

だから私は、

「わたし」を知る。
「相手」を知る。
そして「ふたり」を考える。

この順番を大切にしています。


nanairo.では「理想の条件表」をつくるだけでは終わりません

nanairo.の婚活で大切にしているのは、

「あなたは、どうしたい?」

というところから考えることです。

どんな人がいいのか分からないなら、一緒に整理していけばいい。

これまでの経験。

人生観。

性格や性質。

強みと弱み。

相手に求めること。

譲れること。

譲れないこと。

そして、実際に誰かと出会ったとき、自分の心がどう動くのか。

それらを一つずつ見ながら、

「この人は条件に合っている?」だけではなく、
「この人と私は、どんな夫婦になれそう?」

を考えていきます。

理想の結婚相手を探すことは、

理想の条件をすべて持っている人を探すことではなく、自分の人生にフィットする人を知っていくこと。

そのためには、相手を探すことと同じくらい、自分を知ることも大切です。

「自分に合う人が分からない」

そこから始まる婚活だって、もちろん大丈夫。

むしろ、その問いを持ったところから、

自分らしい相手選びが始まるのかもしれません。


自分の場合を、もう少し整理してみたい方へ

ここまで読んで、

「自分が本当に大切にしたいことって何だろう」

「条件は出せるけれど、自分に合う人がまだよく分からない」

「これまでの恋愛や婚活も含めて、一度整理してみたい」

と思った方もいるかもしれません。

自分のことって、自分一人で考えていると、同じところをぐるぐるしてしまうことがあります。

nanairo.では、質問を通して自分の気持ちやこれまでの経験を整理し、

「私はどんな人生を送りたいのか」
「どんな人と、どんな関係をつくりたいのか」

を一緒に見つけていく個別セッションも行っています。

結婚相談所への入会を前提としたものではありません。

婚活中の方はもちろん、まだ婚活を始めるか迷っている方にもご利用いただけます。

▶ 個別セッションについて、詳しくはこちらをご覧ください


よくあるご質問

Q. 理想のタイプが分からなくても、結婚相談所で活動できますか?

はい。nanairo.では、最初から理想の相手像が明確でなくても大丈夫です。これまでの経験や人生観、性格、強み・弱みなどを一緒に整理しながら、自分に合う相手を考えていきます。

Q. 希望条件は決めない方がいいのでしょうか?

条件を持つことが悪いわけではありません。ただ、「なぜその条件が必要なのか」まで考えてみることを大切にしています。理由が分かると、譲れない条件と、実は別の形でも満たせる希望が見えてくることがあります。

Q. 価値観が違う人とは結婚しない方がいいですか?

すべての価値観が同じである必要はないと思います。違いそのものより、違いが見つかったときに、お互いの考えや背景を聞いて「二人ならどうする?」を話せる関係なのかを見ることが大切です。

Q. ときめかない相手は「合わない人」ですか?

必ずしもそうではありません。「ときめかない」と「生理的に受け入れられない」は別です。一緒にいて嫌ではない、安心する、また会ってみたいという感覚から関係が育つこともあります。

Q. 自分の弱みも婚活では見せた方がいいですか?

最初からすべてを伝える必要はありません。でも、弱みをずっと隠して「選ばれる自分」を演じ続ける必要もありません。

結婚は日常生活です。

お互いの得意・不得意を知りながら、二人ならどう補い合えるのかを見ることも大切だと思っています。


結婚相談所 nanairo.
選ばれるより、“わたしが選ぶ”婚活。

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(初回限定60分)オンライン限定

nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に

してほしいと心から願っています。

人生色々、経験や体験、環境、状況、

人それぞれ思いや価値観があっていいんです。

だからこそ、これからについて

少し立ち止まって考えてみませんか?