「今さらだけど、結婚したい」と思い始めたあなたへ

若い頃は、結婚したいと強く思っていなかった。

仕事もそれなりに充実していたし、
ひとりで過ごす時間も嫌いではなかった。

恋愛をしたこともある。
結婚を考えた相手がいた人もいるでしょう。

けれど、そのときはなぜか決めきれなかった。

それなのに最近、ふとした瞬間に、

「やっぱり結婚したいかもしれない」

そんな気持ちが強くなってきた。

友人の家族と一緒に過ごした帰り道。
体調を崩して、ひとりで寝ているとき。
親が年老いていく姿を見たとき。
誰とも話さない休日が終わったとき。

特別な出来事があったわけではないのに、これから先の人生を考えると、

「ずっとひとりなのかな」
「誰かと一緒にごはんを食べたいな」
「帰る場所を、誰かとつくりたいな」

そんな気持ちが出てくる。

でも、その気持ちと一緒に、

「この年齢から婚活しても遅いよね」
「今さら結婚したいなんて、都合がいいかな」
「もっと早く動けばよかった」

という思いも出てきて、なかなか人には言えない。

今日は、そんな方に向けて書きたいと思います。

結婚したいと思うタイミングは、人によって違う

20代の頃から、結婚や家庭を持つことを思い描いていた人もいます。

一方で、若い頃は仕事や趣味が楽しくて、結婚を現実的に考えられなかった人もいます。

誰かと一緒に暮らすよりも、自由でいたかった。

恋愛で傷ついて、もう誰とも深く関わりたくないと思った。

離婚を経験して、「結婚はもうこりごり」と思っていた。

子育てや親の介護、仕事など、目の前のことに精いっぱいで、自分の将来を考える余裕がなかった人もいるでしょう。

そのときには、そのときの事情があります。

今になって結婚したいと思ったからといって、過去の自分の選択が間違っていたわけではありません。

あの頃は思えなかった。

でも、今は思えるようになった。

まずは、今の自分に生まれた気持ちを否定しなくていいのだと思います。

ただ「何歳からでも大丈夫」とは言いたくありません

私は、年齢を理由に結婚を諦めてほしいとは思っていません。

でも同時に、

「何歳から始めても、まったく問題ありません」
「思い立ったときが一番若いから大丈夫」

と、きれいな言葉だけで終わらせたくもありません。

年齢を重ねれば、婚活の難易度が上がることはあります。

お互いに生活のスタイルが出来上がっていて、誰かに合わせることが難しくなっている場合もあります。

子どもを望む場合には、年齢とともに妊娠しづらくなるという現実もあります。

親の介護、住む場所、仕事、これまでに築いた財産、相手や自分の子どもとの関係。

若い頃より、考えることが増える人もいるでしょう。

だから、簡単だとは言いません。

それでも結婚したい気持ちが生まれたのなら、その気持ちを「今さら」の一言で消してしまうのは、もったいないと思うのです。

39歳。子どもが欲しいのか、まだ分かりません

たとえば、こんなご相談があったとします。

39歳の女性。

これまでは仕事も友人関係も充実していて、結婚したいと強く思ったことはありませんでした。

でも最近、友人の家族と過ごした帰りや、体調を崩してひとりで寝ているときに、

「私も誰かと家族になりたい」

と思うようになったそうです。

ただ、子どもが欲しいのかは、まだ自分でもはっきり分からない。

「こんなに曖昧な気持ちで、婚活を始めてもいいのでしょうか?」

そう聞かれたら、私はまず現実的なお話をします。

39歳で妊娠・出産を望む可能性があるなら、年齢とともに妊娠しづらくなることも考えなければなりません。

婚活では、

「子どもを望んでいるか」

という質問をされることがあります。

でも、これは単純に「希望する・希望しない」だけでは決められないこともあります。

自分で妊娠して産みたいのか。

血のつながりにかかわらず、子どもを育てたいのか。

お相手にお子さんがいる再婚も考えられるのか。

里親制度という可能性も含めて、家族をつくりたいのか。

それとも、子どもがいなくても、パートナーと人生を歩めたら幸せなのか。

同じ「子どもが欲しい」という言葉でも、その中にある願いは人によって違います。

もちろん、里親制度や、お相手のお子さんと家族になることは、妊娠の代わりとして簡単に選べるものではありません。

そこには子どもの気持ちがあり、これまで築かれてきた家族関係があり、大人としての責任もあります。

だからこそ、

「私は自分で産みたいのか」
「私は子どもを育てたいのか」
「私はパートナーとの家庭を求めているのか」

一度、丁寧に分けて考えてみる必要があります。

それでも、考えただけでは答えが出ないこともあります。

そんなとき、私はすべてを決めてから婚活を始めなくてもいいと思っています。

実際に人と出会い、話し、一緒に過ごす。

その中で、

「私はやっぱり、自分で産むことを望んでいるんだ」

と気づくこともあります。

「子どもが欲しいと思っていたけれど、本当に欲しかったのは、安心して支え合えるパートナーだった」

と分かることもあります。

プロフィールの条件を眺めながら頭で考えているだけでは、分からない気持ちがあります。

出会いながら、自分の気持ちを体感として知っていく。

婚活には、そんな役割もあるのです。

46歳。孤独を感じたから結婚したいのは、自分勝手ですか?

次は、46歳の男性です。

これまでは仕事が忙しく、休日は趣味や友人との時間を楽しんできました。

ひとり暮らしにも慣れていて、特に不自由は感じていなかった。

けれど、親が体調を崩したことをきっかけに、自分の老後について考えるようになったそうです。

家に帰っても、誰とも話さない。

体調を崩しても、自分で買い物に行かなければならない。

楽しいことがあっても、それを話す相手がいない。

「老後が寂しいから結婚したいなんて、自分勝手でしょうか?」

私は、そうは思いません。

孤独を感じたことをきっかけに、結婚を考える人はたくさんいます。

実家にいた頃は、家族の存在を特別に意識していなかった。

けれど、一人暮らしを始めてみたら、家に誰かがいることや、「おかえり」と言ってもらえること、一緒に食卓を囲めることのありがたさに気づいた。

そこから婚活を始める人もいます。

孤独を感じたこと自体が悪いのではありません。

ただ、私はその人が感じている「孤独」の根っこを、一緒に見ていきたいと思います。

会話をする相手がいない寂しさなのか。

病気や老後への不安なのか。

親が亡くなったあと、ひとりになることが怖いのか。

休日や食事を誰かと楽しみたいのか。

それとも、自分も誰かを支え、必要とされたいのか。

孤独の根っこによって、本当に求めている関係は変わります。

そして、

「自分は、どんな未来を望んでいるのか」
「どんな相手と、どんな毎日を送りたいのか」
「自分は、どんな夫でありたいのか」
「どんな家族をつくりたいのか」

自分・相手・家族、それぞれの姿を一緒に洗い出していきます。

もし、この男性が、

「結婚したいけれど、自分の時間や生活のペースはあまり変えたくありません」

と言ったら、私はたぶんこう答えます。

「変えなくていいんじゃないですか?」

結婚したからといって、今まで大切にしてきた時間を、すべて手放さなければならないわけではありません。

趣味を諦める必要もないし、休日はいつも一緒にいなければならないわけでもない。

別々の部屋で過ごす時間があってもいい。

ひとりで出かける日があってもいい。

夫婦によっては、寝室を分けたり、週末婚や別居婚のような形を選んだりすることもあります。

もちろん、相手がいることなので、お互いに譲り合い、調整する場面はあります。

でも、結婚するために自分を別人へ変える必要はありません。

大切なのは、自分の生活を尊重してくれる人を探すこと。

そして同じように、相手が大切にしている時間や生活も尊重すること。

どちらかが一方的に我慢するのではなく、

「私たちは、どうしたら心地よく暮らせるだろう」

と話し合える関係をつくることだと思います。

51歳。籍を入れるか分からないけれど、パートナーは欲しい

もうひとつ、こんなご相談もあります。

51歳の女性。離婚経験があり、お子さんはすでに独立しています。

離婚後は、

「もう結婚はこりごり」

と思い、仕事と子育てを優先してきました。

けれど、子育てが一段落して自分の時間ができたとき、一緒に食事をしたり、旅行をしたり、これからの人生を隣で歩いてくれる人がいたらいいなと思うようになった。

ただ、また傷つくことが怖い。

相手の親の介護や、お金のことも気になる。

「籍を入れることにはこだわりません。こんな曖昧な希望でも、婚活していいのでしょうか?」

離婚を経験した人には、一度経験したからこそ分かることがあります。

私はまず、前の結婚について一緒に振り返ります。

結婚してよかったことは何だったのか。

つらかったこと、嫌だったことは何だったのか。

なぜ、そうなったと思うのか。

何を我慢していたのか。

本当は、相手にどうしてほしかったのか。

自分の気持ちを伝えられていたのか。

そして、次の関係ではどうしたいのか。

「もう失敗したくない」だけでは、これから望む関係は見えてきません。

嫌だったことだけでなく、結婚したからこそ得られたものも振り返ることで、

「次は、こんな人と、こんな関係を築きたい」

というイメージが少しずつ言葉になっていきます。

「籍にはこだわらない」という言葉も、丁寧に見ていく必要があります。

本当に、法律上の結婚という形を必要としていないのか。

それとも、また傷つくのが怖くて、最初から期待しないようにしているのか。

ここは、本人にもまだ分からないことがあります。

法律婚と事実婚、どちらが正解なのか

お子さんがいる人の中には、さまざまな事情から事実婚を希望する人もいます。

子どもの名字を変えたくない。

子どもを戸惑わせたくない。

これまでの家族関係を大切にしたい。

自分の財産を、自分の子どもへ残したい。

同居や入籍にはこだわらず、支え合えるパートナーが欲しい。

その人なりの理由があるので、私は事実婚を否定しません。

お子さんがいて事情があるのであれば、nanairo.でもお話を伺います。

その人にも、幸せになってほしいからです。

ただし、

「籍は入れても入れなくても、どちらでもいいです」

という曖昧なままではなく、法律婚と事実婚、それぞれのメリットとデメリットは一緒に考えます。

もし、パートナーが病気になったらどうするのか。

入院や介護が必要になったら、どのように支えるのか。

どちらかが先に亡くなったら、住まいや財産はどうなるのか。

お互いの子どもとの関係をどう考えるのか。

気持ちのうえでは夫婦でも、法律婚と事実婚では、受けられる制度や手続き上の扱いが同じではありません。

事実婚を選ぶのであれば、それによって生じる違いを知り、必要な備えをしておくことも大切です。

一方で、結婚相談所に登録している方の多くは、結婚や入籍を考えています。

事実婚を希望する場合には、その希望を早い段階で伝え、お相手にも理解してもらう必要があります。

希望する人が限られるため、婚活の難易度は上がるかもしれません。

それでも、事情がある人に対して、

「入籍を望まないなら、相談所では活動できません」

と、すぐに可能性を閉じてしまいたくはありません。

その人がどんな人生を望んでいるのか。

なぜ、その形を望んでいるのか。

まずは、そこから一緒に考えていきたいと思っています。

「今さら」ではなく、「今だから分かること」がある

年齢を重ねた婚活は、若い頃より考えることが多いかもしれません。

けれど、年齢を重ねたからこそ分かることもあります。

自分が、どんなときに安心できるのか。

どんな関係では苦しくなるのか。

何を我慢できて、何は我慢できないのか。

ひとりの時間をどのくらい大切にしたいのか。

誰かと分かち合いたいものは何なのか。

若い頃には分からなかった自分のことを、今のあなたは少しずつ分かるようになっています。

だから、

「今さら結婚したい」

ではなく、

「今だから、結婚について考えられるようになった」

そう捉えてもいいのではないでしょうか。

結婚したいのか、まだ分からなくてもいい

婚活を始める前から、すべての答えを出す必要はありません。

子どもが欲しいのか分からない。

入籍したいのか分からない。

どんな人が合うのか分からない。

本当に誰かと暮らせるのかも分からない。

分からないことがあっても大丈夫です。

考えても分からないことは、実際に人と出会い、話し、関わる中で見えてくることがあります。

ただし、何も考えないまま進むのではありません。

迷いがあるなら、その迷いごと持ってきてください。

「どうしたいか分からない」の中に、あなたの大切な気持ちが眠っています。

私は、それを一緒に見つけていきたいと思っています。

あなたは、これからどんな人生を送りたいですか?

結婚だけが幸せではありません。

婚活をしたからといって、必ず結婚しなければならないわけでもありません。

でも、結婚したいという気持ちが生まれたのなら、年齢だけを理由に、その気持ちをなかったことにしないでほしい。

まずは、自分に聞いてみてください。

最近、どんなときに結婚したいと思いましたか。

誰かと、どんな時間を分かち合いたいですか。

結婚によって、何を得たいと思っていますか。

自分は、相手に何を渡したいですか。

子どもや入籍のことを、どう考えていますか。

ひとりで生きる未来と、誰かと生きる未来。

それぞれを思い浮かべたとき、どんな気持ちになりますか。

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

nanairo.は、無理に入会を勧める場所ではありません。

結婚するべきか、婚活を始めるべきか、まだ決めきれていない方もご相談いただけます。

あなたは、これからどう生きたいのか。

その気持ちを整理するところから、一緒に始めます。

選ばれるより、“わたしが選ぶ”婚活を。

「今さら」と閉じかけた気持ちの扉を、もう一度開いてみませんか。

\婚活無料相談実施中/

\婚活無料相談実施中/

(初回限定60分)オンライン限定

nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に

してほしいと心から願っています。

人生色々、経験や体験、環境、状況、

人それぞれ思いや価値観があっていいんです。

だからこそ、これからについて

少し立ち止まって考えてみませんか?