『「一生結婚しない」が2割超。その数字、本当にそのまま受け取っていい?』

「一生結婚するつもりはない」と答えた人が、
男女ともに2割を超えた。
そんなニュースを読みました。
こういうニュースを見ると、
「若者の結婚離れが進んでいる」
「今の若い人は結婚に魅力を感じていない」
そんな印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
でも私は、この数字を見たときに、
本当に、そのまま受け取っていいのかな?
と思いました。
もちろん、調査結果そのものを否定したいわけではありません。
実際に、その時点で
「一生結婚するつもりはない」
と答えた方がいる。
それは事実です。
ただ、
ニュースって、
同じ数字でも、
どこを切り取るかによって
受け取る印象が大きく変わります。
「結婚しない人が2割を超えた」
と聞けば、
「結婚したくない人が増えている」
と受け取りたくなります。
でも、
そこにいる一人ひとりが、
どんな気持ちでその回答を選んだのかまでは、
数字だけでは分かりません。
今回の調査対象は18歳から34歳。
この年齢幅って、
ものすごく大きいと思うんです。
18歳のときの自分。
25歳のときの自分。
30歳を超えた自分。
同じ人でも、
人生に求めるものって、
かなり変わりませんか?
18歳や20代前半なら、
仕事を頑張りたい。
友達と遊びたい。
好きなことにお金を使いたい。
一人の時間が楽しい。
まだ結婚なんて全然想像できない。
そんな人がいても、
何も不思議ではありません。
男性だって女性だって同じです。
でも、そこから年齢を重ねていくと、
仕事が落ち着いたり、
周りの友人が結婚したり、
親が年齢を重ねたり、
自分自身が病気をしたり、
休日の過ごし方が変わったり、
ふと、
「この先もずっと一人なのかな」
と考える瞬間が来ることもあります。
反対に、
若い頃は当たり前のように
「いつかは結婚する」
と思っていたけれど、
いろいろな経験をする中で、
「私は一人で生きていく方が心地いい」
と気づく人もいるでしょう。
つまり、
今の答えが、一生の答えとは限らない。
私は、そこがとても大事だと思っています。
人の価値観って、
変わっていいんです。
20代で、
「私は結婚しない」
と思っていてもいい。
30代で、
「やっぱり誰かと生きてみたい」
と思ってもいい。
40代になって、
「今になって家族が欲しいと思った」
でもいい。
もちろん、その逆もいい。
一度決めたことを、
一生守らなきゃいけないわけではありません。
人生って、途中で選び直していい。
実は私自身も、
ずっと結婚に前向きだった人ではありません。
むしろ、
長い間、
結婚に対してあまりいいイメージを持てませんでした。
家庭環境だったり、
身近で見てきたことだったり、
自分自身の経験だったり。
いろいろなことが重なって、
「結婚したら幸せになれる」
なんて、私は思えなかったんです。
だから、
結婚にザワザワする人の気持ちも分かります。
「別に結婚しなくてもいい」
と思う感覚も分かります。
そんな私が、
35歳になって本気で婚活を始めました。
そして37歳で結婚しました。
だからこそ、
今思うことがあります。
35歳になるまでの私の答えが、
一生の答えじゃなくて、本当によかった。
もちろん、
「結婚したから正解だった」
という意味ではありません。
結婚した今だって、
いいことばかりではないです。
他人と暮らすって、
面倒なこともあります。
価値観も違う。
話し合わなければいけないこともある。
腹が立つことだってあります(笑)
でも、
結婚したことで初めて知った自分もいるし、
一人では経験しなかった人生もあります。
だから、
「あのとき、もう一度自分に問い直してみてよかった」
と思っています。
ここでもう一つ、
私は気になることがあります。
それは、
「結婚したくない」
という言葉です。
本当に、
結婚したくない
なのでしょうか。
それとも、
「自分には無理そう」
「お金がないから無理」
「いい人なんていない」
「結婚したってどうせうまくいかない」
「仕事も家庭もなんて無理」
「傷つきたくない」
「もう年齢的に遅い」
そんな気持ちが積み重なって、
“だったら、結婚なんてしなくていい”
になっている人もいるのではないでしょうか。
もちろん、
本当に結婚を望んでいない人もいます。
それは尊重されるべきだと思っています。
私は結婚相談所をしていますが、
全員に結婚してほしいとは思っていません。
でも、
「望んでいない」のと、
「望むことを諦めた」のは、全然違う。
ここは、
私はすごく大切にしています。
「欲しくない」
と、
「欲しいけど無理だと思っている」
は違います。
たとえば、
本当は誰かと一緒に暮らしてみたい。
本当は家族が欲しい。
本当は、
休日に「おかえり」と言える相手がいたらいいなと思う。
でも、
「どうせ私なんて」
「もうこの歳だし」
「婚活なんて大変そう」
と思って、
その気持ち自体をなかったことにしてしまう。
私は、
そこを一度立ち止まって考えてほしいんです。
だって、
自分の人生だから。
ニュースが、
「結婚しない人が増えています」
と言っているからって、
自分までそちら側に行く必要はない。
逆に、
「結婚した方が幸せ」
という世の中の空気に合わせて、
無理に結婚を目指す必要もありません。
大事なのは、
世間がどう言っているかではなくて、
あなたはどうしたいの?
ということ。
私は婚活相談所でも、
ここをとても大切にしています。
条件を並べる前に。
何歳までに結婚する、
何人申し込みをする、
そんなことを考える前に、
まず、
「私はどんな人生を生きたい?」
を考える。
どんな朝を迎えたい?
どんな休日を過ごしたい?
疲れて帰ってきたとき、
どんな家だったら嬉しい?
一人の時間はどのくらい欲しい?
どんな人だったら、
弱い自分も見せられそう?
どんな関係だったら、
何十年一緒にいられそう?
結婚するかどうかは、
その先にある答えだと思っています。
だから私は、
「結婚するべき」
とも、
「結婚しなくてもいいじゃん」
とも、
簡単には言いたくありません。
どちらも、
外側の人が決めることではないから。
婚活でも同じです。
誰かに選ばれるために、
無理に自分を変える必要はない。
たくさんの人から
「いいね」と思われることが
ゴールでもありません。
最終的に人生を一緒に歩むのは、
一人です。
だから、
「どうしたら選ばれるか?」
よりも、
「私は誰を選びたい?」
そして、
「私はどんな人生を選びたい?」
を考えてほしい。
これが、
私が婚活で一番伝えたいことです。
ニュースの数字は、
社会を見るためには大切です。
でも、
その数字の中に、
自分の人生まで入れてしまわなくていい。
18歳で出した答えを、
38歳まで守る必要なんてありません。
30歳で出した答えが、
40歳で変わったっていい。
昨日までの自分と、
今日の自分が違ってもいい。
そのたびに、
また自分に聞けばいいんです。
「私は、今、どうしたい?」
そして最後に、
ひとつだけ質問です。
もし、
年齢も、
お金も、
親の価値観も、
世間の目も、
「失敗したらどうしよう」という怖さも、
一度ぜんぶ横に置けるとしたら。
あなたは、
どんな人と、
どんな毎日を生きてみたいですか?
「結婚する・しない」
を決めるのは、
その答えを見つけてからでも
遅くないのだと思います。
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nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に
してほしいと心から願っています。
人生色々、経験や体験、環境、状況、
人それぞれ思いや価値観があっていいんです。
だからこそ、これからについて
少し立ち止まって考えてみませんか?


