婚活で自己肯定感が下がるのはなぜ?「選ばれなかった」と自分の価値を分けて考える

婚活をしていると、
「またお断りされました」
「いいなと思った人とは、いつもうまくいきません」
「私って、そんなに魅力がないんでしょうか?」
そんな気持ちになることがあります。
お見合いを申し込んでも成立しない。
お見合い後にお断りされる。
仮交際に進んだけれど、交際終了になる。
自分はいいなと思っていたのに、相手から選ばれなかった。
これが何度か続くと、
最初は、
「今回はご縁がなかったんだな」
と思えていたものが、
少しずつ、
「私の何がダメなんだろう」
に変わってしまうことがあります。
年齢?
見た目?
性格?
話し方?
条件?
そして、
「私には魅力がないのかもしれない」
と、自分自身を否定し始めてしまう。
でも私は、まずここを分けて考えてほしいと思っています。
その人とご縁がつながらなかったことと、あなたに魅力がないことは、同じではありません。
魅力がなかったのではなく、「自分に合う相手ではなかった」
お断りされたとき、
「私がもっと頑張ればよかったのかな」
と思うことがあります。
もっと会話を盛り上げればよかった。
もっとかわいく振る舞えばよかった。
もっと相手に合わせればよかった。
もっと連絡すればよかった。
でも、一度考えてみてほしいんです。
あなたが頑張り続けなければ結婚できない相手と、本当に結婚したいでしょうか。
もちろん、人間関係には努力が必要です。
夫婦だって、何もしなくても勝手にうまくいくわけではありません。
相手を理解しようとすること。
話し合うこと。
歩み寄ること。
そういう努力は必要です。
でも、
「嫌われないように頑張り続ける」こととは違います。
結婚は、日常です。
週末の数時間だけなら、
少し無理をして笑ったり、
相手に合わせたり、
いつもより頑張った自分でいることもできます。
でも結婚したら、
疲れている日もあります。
機嫌が悪い日もある。
何もしたくない日もある。
弱っている日もある。
どんなに魅力的に見える相手でも、
日常を一緒に過ごせば、
お互いにデートでは見えなかった一面が出てきます。
だから私は、
「この人に選ばれるために、私は何を頑張ればいい?」
だけではなく、
「この人といる私は、頑張り続けなくても大丈夫?」
も考えてほしいと思っています。
「相手にふさわしくなかった」ではなく、「自分にふさわしい相手ではなかった」
婚活では、
相手からお断りされると、
どうしても相手が上、自分が下のような感覚になりやすいものです。
「私は、この人に選ばれなかった」
「この人にふさわしい女性ではなかった」
「もっと魅力があれば選ばれたかもしれない」
でも私は、
少し違う見方をしています。
あなたが相手にふさわしくなかったのではなく、その人があなたにふさわしい相手ではなかった。
ただ、それだけのことかもしれません。
もちろん、
どちらが上でも下でもありません。
相性があります。
タイミングがあります。
求めている人生があります。
大切にしたいものがあります。
だから、
ご縁がつながらなかった。
それを全部、
「私に魅力がなかったから」
にしなくていいんです。
条件がいい人ほど「もうこんな人はいない」と思ってしまう
これは婚活では、よく起こります。
年収も希望以上。
仕事も安定している。
年齢も希望範囲。
見た目も好み。
学歴もいい。
住んでいる場所も問題ない。
そんな人と交際できたら、
だんだん、
「この人を逃したら、もうこんな人には出会えないかもしれない」
という気持ちが出てくることがあります。
すると、
少し違和感があっても、
「これくらい我慢しなきゃ」
と思う。
本当は言いたいことがあるのに、
「嫌われたくない」
と思って言えない。
相手に合わせる。
無理をする。
そして、
相手の価値はどんどん上がり、
自分の価値はどんどん下がっていく。
でも、
ここで一度考えてみてほしいんです。
本当に、その人しかいないのでしょうか。
その人がいない人生を、
一度想像してみてください。
その人がいなくても、あなたの人生は続いていく
「こんな条件の人、もう現れないかもしれない」
そう思う気持ちは分かります。
でも、
次に出会う人が、
もっと年収の高い人かもしれない。
年収は少し低い人かもしれない。
それは分かりません。
でも、
一緒にいると安心できる人かもしれない。
弱いところを見せられる人かもしれない。
「何か困ってない?」
と聞いてくれる人かもしれない。
違う意見があったときに、
逃げずに話し合ってくれる人かもしれない。
あなたが頑張りすぎていたら、
「そんなに頑張らなくていいよ」
と言ってくれる人かもしれない。
プロフィールには書かれていない価値を持っている人かもしれません。
だから、
一つのご縁が終わったことと、
あなたの未来の可能性がなくなったことは、同じではありません。
好きでも、結婚相手として合うとは限らない
ここも、婚活では分けて考えたいところです。
すごく好き。
会いたい。
失いたくない。
ドキドキする。
その気持ちは、大切にしていい。
でも、
恋愛相手として惹かれることと、結婚相手として一緒に暮らせることは、必ずしも同じではありません。
好きだけれど、
自分の意見を言えない。
好きだけれど、
いつも自分ばかり我慢している。
好きだけれど、
将来の話になるとはぐらかされる。
好きだけれど、
違和感について話し合えない。
好きだけれど、
一緒にいると自信がなくなっていく。
そんな関係もあります。
だから婚活では、ときどき自分に聞いてみてください。
「私は今、恋愛がしたいのか。それとも結婚がしたいのか」
もちろん、
好きな人と結婚したい。
それでいいんです。
でも、
「好きだから、結婚相手としての違和感には目をつぶる」
とは分けて考えてほしいと思っています。
もう一度誰かを好きになるのが、しんどい
そして、
ご縁が終わったとき。
すぐに次へ進めないこともあります。
それは当然だと思います。
また一から会って。
自分の仕事を説明して。
趣味を話して。
家族の話をして。
相手のことも知って。
少しずつ自分を見せて。
信頼して。
やっと、
「この人なら」
と思えるようになったのに、
その関係が終わる。
そうしたら、
「また一から、これをやるの?」
と思いますよね。
好きになるのも疲れる。
関係を作るのも疲れる。
また誰かに自分を知ってもらうのも疲れる。
だから、
「あの人以上の人はいない」
と思っている気持ちの中に、
もしかしたら、
「もう一度誰かと関係を作るエネルギーが、今はない」
という気持ちが混ざっていることもあります。
ここは、分けて考えてほしいと思っています。
疲れたことと、もう誰にも出会えないことは違います。
下を向く時間があってもいい
私は、
婚活で落ち込んでいる人に、
「はい!次!」
とは言いたくありません。
好きだったなら、
悲しいですよね。
期待していたなら、
悔しい。
未来を想像していたなら、
簡単には切り替えられません。
下を向く日があっていい。
泣いてもいい。
「あの人がよかった」
と思ってもいい。
それを我慢する必要もないし、
否定する必要もありません。
前向きになることと、
悲しみをなかったことにすることは違います。
だから、
一度立ち止まってもいい。
休んでもいい。
休むことと、諦めることは違います。
でも、いつか「切り替えるスイッチ」は必要になる
私自身、
「ここまで来たら、もう結婚するでしょう」
と思っていた人がいました。
結婚する以外の未来なんて、
当時は考えていなかったと思います。
それでも、
その人とは結婚しませんでした。
今だから、
「あのとき結婚しなかったことにも意味があったのかもしれない」
と思えます。
今の人生が幸せだから言えることです。
でも、
別れたその瞬間に、
そんなことが分かるはずはありません。
だから、
今別れたばかりの人に、
「その別れには意味があるよ」
と簡単には言いたくありません。
今は意味なんて分からなくていい。
ただ、
一つだけ伝えたいことがあります。
その出来事で、あなたの人生全部が決まったわけではありません。
「その人がいる人生」で、立ち止まり続けない
別れたあとも、
「あの人だったら」
「あの人と結婚していたら」
「あの人以上の人はいない」
と考えてしまうことがあります。
でも、
厳しく聞こえるかもしれませんが、
その人はもう、
今のあなたの人生にはいません。
なのに、
頭の中だけでは、
ずっと「その人がいる人生」を生き続けてしまうことがあります。
その人と結婚する未来。
その人と暮らす未来。
その人と家族になる未来。
そこに立ち止まり続ける。
でも、
その人はいない。
だから、どこかで、
今ここにいる自分の人生に戻ってくること
が必要になります。
「あの人だったら」ではなく、
「じゃあ私は、ここからどんな人生を生きたい?」
に戻ってくる。
忘れなくてもいいんです。
思い出があってもいい。
好きだったことまで否定しなくていい。
ただ、
その人がいない今の人生を、
もう一度歩き始める。
そうすると、
新しい人。
新しい出来事。
新しい感情。
そういうものが入ってくる余白が、少しずつできます。
私はそれを、
次の風が吹く場所に、自分を戻してあげること
だと思っています。
婚活でいう「自己肯定感」って、何だろう
自己肯定感というと、
「私は素敵」
「私は魅力的」
「私は絶対結婚できる」
と思えることのように感じるかもしれません。
でも私は、
それだけではないと思っています。
婚活で本当に必要なのは、
「絶対に誰かから選ばれる」という自信ではなく、
たとえ選ばれなかったとしても、
たとえ大好きだった人との関係が終わったとしても、
「私はここから、また自分の人生を作っていける」
と、自分を信じられること。
それが、
自己肯定感の根っこの部分なんじゃないかなと思います。
自分が自分を信じられない日もある
とはいえ、
ずっと自分を信じ続けるなんて、
簡単ではありません。
婚活が長くなれば、
「もう無理かも」
と思う日もあります。
また断られた。
また交際終了になった。
好きになったのにダメだった。
そんなことが続いたら、
一人では踏ん張れないこともあります。
そんなときは、
誰かを頼っていいと思っています。
友達でもいい。
家族でもいい。
そして、
婚活のことなら、
必要に応じてプロを頼ってもいい。
カウンセラーの役割は、
無理やり、
「大丈夫!次に行こう!」
とモチベーションを上げることだけではないと私は思っています。
本人が、
「私が悪かったのかな」
「もうこんな人はいないのかな」
「私なんて結婚できないのかも」
と思っているときに、
一緒に事実を整理する。
「ちょっと待って。それ、本当にあなたが悪かった話?」
と、別の角度から見てみる。
そして、
また本人が、
自分で自分の人生を選べるところまで戻ってくる。
そのために伴走することも、
婚活カウンセラーの役割だと思っています。
「選ばれなかった」と「あなたの価値」を一緒にしないで
婚活では、
選ばれないことがあります。
自分だって、
誰かを選ばないことがあります。
それは、
誰かの価値を決めているわけではありません。
ただ、
二人が結婚相手として合わなかった。
タイミングが違った。
見ている未来が違った。
それだけのこともあります。
だから、
お断りされたとき。
交際終了になったとき。
大好きだった人と別れたとき。
悲しんでいい。
休んでもいい。
下を向いてもいい。
でも、
「だから私は価値がない」
だけは、
できれば自分に言わないでほしいと思います。
その人とのご縁が終わっただけで、
あなたの人生が終わったわけではありません。
そして、
一つのご縁が終わったことと、
あなたの未来の可能性がなくなったことは、
まったく別の話です。
婚活で必要なのは、
「私は絶対選ばれる」
という自信ではありません。
誰かに選ばれなかったとしても、
私はまた、自分の人生を選び直せる。
その自分への信頼を、
なくさないでいてほしいと思います。
もし今、
一人ではそう思えなくなっているなら、
誰かに少し支えてもらえばいい。
自分で自分を信じられない時間くらい、
誰にだってあります。
そしてまた、
自分の人生に戻ってくればいい。
その先にどんな人がいるのかは、
まだ誰にも分かりません。
でも、
その人がいない人生で立ち止まるのではなく、
これからの自分の人生を、また歩き始める。
そこから、
次のご縁は始まっていくのだと思います。

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nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に
してほしいと心から願っています。
人生色々、経験や体験、環境、状況、
人それぞれ思いや価値観があっていいんです。
だからこそ、これからについて
少し立ち止まって考えてみませんか?


