結婚相談所のカウンセラーには、どこまで相談していい?小さな違和感ほど話してほしい理由




結婚相談所で活動していると、

「こんなことまでカウンセラーに相談していいのかな?」

と思うことがあるかもしれません。

お相手から言われた、ちょっとした一言。

LINEのやり取りで感じたモヤモヤ。

デート中の何気ない態度。

「悪い人ではないんだけど、なんとなく引っかかる」

そんな、まだ自分でもうまく説明できない気持ち。

大きな問題なら相談できても、

「これくらいのことで相談するのは大げさかな」

「私が気にしすぎなのかな」

「面倒な会員だと思われないかな」

と、自分の中に留めてしまう人もいます。

でも私は、

むしろ、そんな“小さな違和感”こそカウンセラーに話してほしい

と思っています。

なぜなら、小さな違和感は、そのままにしていると少しずつ積み重なっていくことがあるからです。


nanairo.は、「相談してくれて嬉しいです」から始めたい

たとえば会員様から、

「こんなこと相談していいのかわからないんですけど……」

と言われたら、私はまず、

「相談してくれて嬉しいです。どんなことが気になったのですか?」

と聞きます。

その時点では、

「それは気にしすぎですよ」

とも、

「そんな人はやめたほうがいいですよ」

とも言いません。

まずは、

会員様が何に引っかかったのかを知ること。

ここから始めたいと思っています。

同じ言葉を言われても、何とも思わない人もいれば、とても気になる人もいます。

それは、その人が大切にしているものや、これまでの経験によっても違うからです。

だから、違和感に正解も不正解もありません。

まずは、

「私は、なぜこれが嫌だったんだろう?」

を一緒に見ていきます。


言葉だけで判断せず、「なぜそう思うのか」を聞いてみる

たとえば、お相手から、

「結婚したら、女性にはできれば仕事をセーブして家庭を優先してほしい」

と言われたとします。

それを聞いて、

「え……私は仕事を続けたいんだけど」

と引っかかった。

そんな相談があったら、私は、

「そんなお話があったのですね。どうしてそのようなお話になったのですか?」

「お相手様が、なぜそう考えているのか、背景は聞いてみましたか?」

と聞くと思います。

なぜなら、

同じ言葉でも、その背景によって意味が変わることがあるから。

自分の育った家庭ではそれが普通だったのかもしれない。

子どもが生まれたあとの生活を心配しているのかもしれない。

仕事が忙しく、家事や育児を相手に担ってほしいと思っているのかもしれない。

あるいは、

「仕事を辞めてほしい」

という意味ではなく、

「夫婦で家庭を大切にしたい」

という話だったのかもしれません。

だから、一つの言葉だけを切り取って、

「価値観が違う。ナシ!」

と判断する前に、

「どうしてそう思っているんだろう?」

と、もう一歩聞いてみる。

その会話をして初めて分かることがあります。


「嫌われそうで聞けない」なら、そこも相談してほしい

とはいえ、

「じゃあ本人に聞いてみてください」

と言われても、簡単ではありませんよね。

まだ出会って間もない相手なら、なおさらです。

「こんなことを聞いたら嫌われるかな」

「面倒くさい人だと思われないかな」

「関係が悪くなったらどうしよう」

そう思うこともあるでしょう。

そんなときこそ、カウンセラーを使ってほしいと思っています。

私は、

「そこが不安だったのですね」

と、まずその気持ちを聞きます。

そのうえで、

「ご自身が嫌だなと思うことを飲み込んで夫婦関係を築くより、伝えたいことはしっかり伝え合って、お二人で形をつくっていくほうがいいのではないかなと思うのですが、どう思いますか?」

と聞くと思います。

大切なのは、

カウンセラーの考えを押しつけることではありません。

本人がどうしたいのかを、自分で考えること。

そして、その気持ちを相手に伝えられるようになることです。


婚活の鉄則にしてほしい。「違和感は、そのままにしない」

もちろん、結婚生活では何もかも自分の希望通りにはなりません。

ときには譲ることもある。

「まあ、これはいいか」と飲み込むこともある。

お互いさまです。

でも私は、

違和感をそのままにしないことは、婚活の鉄則にしてほしい

と思っています。

何か引っかかっているのに、

「まあいいか」

「これくらい我慢しよう」

「結婚したら変わってくれるかもしれない」

と、そのまま進めない。

特に、

「結婚したら変わるかも」

を前提に相手を選ばないこと。

これは大切です。

結婚したら、もっと連絡してくれるかもしれない。

結婚したら、家事をしてくれるかもしれない。

子どもが生まれたら、家庭を優先してくれるかもしれない。

私のことをもっと好きになったら、考え方も変わるかもしれない。

でも、それは今の相手を見ているのではなく、

「いつか自分の希望通りに変わってくれる相手」を見ていることになってしまいます。

相手に期待しすぎない。

相手の変化に甘えない。

今、目の前にいる人を見る。

そして気になることがあるなら、今、話してみる。

そのほうが、結婚後の二人をずっと想像しやすくなると思います。


違和感を伝えたときこそ、その人のことが分かる

そして私は、

違和感が出てきたこと自体が、必ずしも悪いことだとは思っていません。

むしろ、

その後の会話に、その人との関係性が表れることがあります。

あなたが、

「私はあの言葉が少し気になったんだ」

と伝えたとき、

「そんなこと気にするの?」

と否定するのか。

「そう感じたんだね」

と聞いてくれるのか。

「僕はこういう意味で言ったんだけど、あなたはどうしたい?」

と話してくれるのか。

意見が違ったときに、

「じゃあ二人だったらどうしようか」

と考えてくれるのか。

婚活で本当に見てほしいのは、

価値観が完全に同じ人かどうかだけではありません。

価値観が違ったときに、

二人で話せる人なのか。

私は、こちらもとても大切だと思っています。


なぜ、仲が良さそうだった夫婦が別れることがあるのか

「価値観の違いで離婚しました」

という言葉を聞くことがあります。

でも、そもそも別々の家庭で育って、違う経験をしてきた二人です。

価値観がすべて同じ夫婦なんて、ほとんどいないのではないでしょうか。

だから私は、

価値観が違うことそのものだけが問題なのではない

と思っています。

違いが出てきたときに、

二人が向き合って話してきたか。

ここはとても大きいと思います。

最初は、本当に小さなことかもしれません。

「これくらい言わなくてもいいか」

「私が我慢すればいいか」

「嫌われたくないし」

「そのうち分かってくれるよね」

そうやって一つ飲み込む。

また一つ飲み込む。

それが何年も積み重なったとき、

「どうして私ばっかり」

「この人は私のことを何も分かってくれない」

という大きな気持ちになることがあります。

周りから見れば、

「あんなに仲が良さそうだったのに」

と思うような二人でも、

二人の間には、

長い間、言葉にされなかった小さな違和感が積み重なっていた

ということもあるでしょう。

だから婚活中から、

「違和感が一つもない人」を探すことより、違和感が出てきたときに話せる関係をつくれるか

を見てほしいと思っています。


相手に直接話すのが怖ければ、まずカウンセラーと壁打ちを

とはいえ、これまで自分の気持ちを伝えることが苦手だった人が、突然なんでも言えるようになるわけではありません。

だから、

まずはカウンセラーで壁打ちして、練習すればいいんです。

「私は何が嫌だったんだろう?」

「本当は何を確認したいんだろう?」

「どう言えば、相手を責める言い方にならないかな?」

「相手の考えを知るには、どう聞けばいい?」

一緒に整理してみる。

必要なら、

「こういう言い方だったらどうかな?」

と練習してみる。

そして、実際にお相手と話してみる。

カウンセラーに相談するというと、

「あの人はアリですか?ナシですか?」

を判断してもらうイメージがあるかもしれません。

でも、私はそれだけがカウンセラーの役割ではないと思っています。

会員様自身が、お相手と向き合えるようになるための練習相手になること。

これも大切な役割です。


結婚したら、最後は二人で話していくから

結婚したあと、

カウンセラーがずっと夫婦の間に入るわけではありません。

どこに住む?

仕事はどうする?

家事はどう分ける?

お金はどうする?

子どもについてどう考える?

親との付き合いは?

休日はどう過ごす?

何かあったとき、どうする?

これから先、二人で決めることはたくさんあります。

だから婚活中から、

伝える。
聞く。
相手の背景を知る。
違いがあったら話し合う。
そして二人なりの答えをつくる。

この練習をしておいてほしいと思っています。

結婚相談所での婚活は、

結婚する人を見つけるだけの時間ではありません。

結婚したあとに、二人で関係をつくっていく練習ができる時間でもある。

私はそう考えています。


nanairo.では、小さな違和感も話してください

nanairo.では、

「こんなことまで相談していいですか?」

と思うようなことほど、話してほしいと思っています。

LINEの一言でもいい。

デート中の出来事でもいい。

なんとなくモヤモヤする、でもいい。

自分でも、

「何が嫌なのか分からない」

でも構いません。

そこから一緒に整理していきましょう。

カウンセラーが、

「この人にしなさい」

「この人はやめなさい」

と人生を決めるのではなく、

あなた自身が、自分の気持ちを知って、自分で相手と向き合い、自分で選べるようになること。

nanairo.では、そこを大切にしています。


よくある質問

Q. こんな小さなことを相談したら、面倒な会員だと思われませんか?

少なくともnanairo.では、そうは思いません。

むしろ、

小さな違和感は、大きくなる前に話してほしい

と思っています。

自分の中だけに留めていると、

「私が気にしすぎなのかな」

と自分を納得させてしまうこともあります。

話すことで、自分の本当の気持ちが見えてくることがあります。

Q. 違和感を感じたら、すぐ交際終了したほうがいいですか?

違和感の内容にもよります。

ただ、違和感があったから即終了、とは限りません。

まず、

「なぜ自分はそう感じたのか」

「相手はなぜそう考えているのか」

を整理し、必要ならお相手と話してみる。

その会話を通して見えてくることもあります。

Q. お相手に本音を伝えたら、嫌われそうで怖いです

そう感じるなら、まずカウンセラーと話してみてください。

何を伝えたいのかを整理したり、伝え方を一緒に考えたりすることができます。

いきなり上手に話せなくても大丈夫。

婚活中に少しずつ練習していけばいいと思います。

Q. 「結婚したら変わってくれるかも」と思うのはダメですか?

人は変わることもあります。

ただし、

相手が変わってくれることを前提に結婚を決めることはおすすめしません。

今の相手を見て、それでも一緒に人生をつくっていきたいと思えるか。

そして、変えてほしいことがあるなら、結婚前に話せるか。

そこを大切にしてほしいと思います。

Q. カウンセラーには、結局どこまで相談していいのでしょうか?

nanairo.では、

「どこまで?」と考えなくて大丈夫です。

気になったことがあれば、小さなことでも話してください。

カウンセラーに答えを決めてもらうためではなく、

自分の気持ちを整理して、お相手と向き合うために。

カウンセラーを、ぜひ壁打ち相手として使ってください。


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婚活で感じた小さな違和感も、

「こんなこと相談していいのかな」

と思わなくて大丈夫です。

その違和感をどうするのかを決めるのは、あなた自身。

でも、

一人で整理しなくてもいい。

話して、整理して、相手と向き合って、

また自分で選べるところまで戻る。

そのために、婚活カウンセラーを使ってもらえたらと思っています。

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