「子どもがいるから、再婚を迷っています」その不安、一つずつ整理してみませんか?

 
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「いつかは、もう一度結婚したいと思っています」

「でも、子どもがいるので迷っています」

再婚を考えている方から、こんなお話を聞くことがあります。

そうですよね。

自分一人だったら、

「この人と一緒にいたい」

という気持ちだけで、もう少しシンプルに考えられることもあるかもしれません。

でも、子どもがいるとそうはいかない。

自分の気持ちだけでは決められないことも増えてきます。

子どもはどう思うだろう。

新しい相手を受け入れられるだろうか。

今の生活が変わって大丈夫だろうか。

またうまくいかなかったら、子どもを傷つけてしまうんじゃないか。

相手は、本当に子どものことまで受け入れてくれるだろうか。

元夫や元妻との関係はどうしたらいい?

面会交流は?

養育費は?

名字は?

学校は?

住む場所は?

相手にも子どもがいたら?

いろいろ考え始めたら、

「やっぱり、再婚しない方がいいのかな」

と思ってしまうこともあるでしょう。

子どもがいる再婚は、正直、簡単ではないと思います。

でも、

簡単ではないことと、できないことは違います。

最初から「再婚する・しない」の二択にしてしまうのではなく、

まずは今感じている不安を、一つずつ整理してみませんか?

「再婚が不安」の中身は、人によって全然違う

もし、

「子どもがいるから再婚を迷っています」

と相談されたら、私はまず、

「再婚することで、何が一番心配ですか?」

と聞くと思います。

なぜなら、

「再婚が不安」

という言葉だけでは、その人が何に悩んでいるのかわからないからです。

子どもが嫌がることが怖いのかもしれない。

名字を変えることかもしれない。

転校させたくないのかもしれない。

元配偶者との面会交流のことかもしれない。

相手と子どもがうまくいくか心配なのかもしれない。

自分自身が、

「母親なのに恋愛していいのかな」

と罪悪感を持っていることもあります。

また離婚することになったらどうしよう。

今度こそ失敗できない。

そんな怖さがある人もいるでしょう。

だから、

大きな「不安」の塊のまま考えない。

一つずつ出していく。

そして、

「これは何が決まったら安心できる?」

と考えていきます。

話し合えば解決できることなのか。

時間をかければいいことなのか。

今はまだ決めなくていいことなのか。

自分ではコントロールできないことなのか。

分けて考えると、

「再婚そのものが怖い」

と思っていたものが、

実はいくつかの具体的な不安だったとわかることがあります。

まずは、パートナーとどんな関係でいたいのか

子どもがいると、

どうしても最初から、

「家族としてうまくいくかな?」

と考えたくなります。

でも、その前に大切なのは、

大人二人がどんな関係を作りたいのか。

だと思っています。

どのくらいの頻度で会いたい?

連絡はどのくらい取りたい?

一人の時間は必要?

仕事はどうしたい?

どこに住みたい?

お金はどうする?

休日はどう過ごしたい?

お互いの家族とは、どのくらい関わりたい?

そして、

何を大切にしたい?

何は譲れない?

何なら相手に合わせられる?

こういうことを、たくさん話してほしいんです。

どちらか一方が我慢して成立する関係ではなく、

お互いのこだわりや譲れるところを調整しながら、

二人とも無理をしすぎない関係を作っていく。

子どもがいるからこそ、私はここを大切にしてほしいと思っています。

大人二人と、子どもは同じスタートラインではありません

そして、子連れ再婚で忘れてほしくないことがあります。

大人二人は、

自分でこの関係を選んでいます。

「この人が好き」

「一緒にいたい」

「この人と結婚したい」

と、自分の意思で進んでいます。

でも、子どもは違います。

子どもは、親の恋愛相手を自分で選んだわけではありません。

親に好きな人ができた。

会うようになった。

一緒に出かけるようになった。

そして、

「この人と結婚しようと思ってる」

と言われる。

大人にとっては幸せな出来事でも、

子どもにとっては、

今までの生活が大きく変わる出来事でもあります。

だから、

もし本当に新しい家族になっていくことを考えるのであれば、

子どもがどう感じているのかを、大人が丁寧に見てあげてほしい。

と思っています。

新しい家族を喜んでくれることだってある

もちろん、

子どもが再婚を嫌がるとは限りません。

「家族が増えるの嬉しい!」

「一緒に住めるの楽しみ!」

と喜んでくれる子もいるでしょう。

相手のことが大好きで、

会える日を楽しみにしていることだってあると思います。

でも、

嬉しいことと、ストレスを感じることは両立します。

これは大人だって同じです。

大好きな人との結婚でも、

一緒に暮らし始めたら調整することはたくさんあります。

朝起きる時間。

食事。

お風呂。

片付け。

休日の過ごし方。

お金。

一人で過ごす時間。

好きな人との生活でさえ、

「そうなんだ」

「私は違うな」

「ここはどうしよう?」

の連続です。

結婚は、生活です。

そして生活は、

調整の連続です。

子連れ再婚なら、

すでに出来上がっている親子の生活に、新しい人が加わることになります。

だから、

子どもが再婚を喜んでいるからといって、

「じゃあ何も問題ないね」

とは限りません。

「嬉しい。でも寂しい」があっていい

子どもの中には、

いろいろな感情が同時にあってもいいと思うんです。

新しい家族ができるのは嬉しい。

でも、ちょっと寂しい。

相手のことは好き。

でも、ママを取られるような気がする。

一緒に遊ぶのは楽しい。

でも、ずっと一緒に暮らすのは少し怖い。

新しい生活は楽しみ。

でも、今までの生活も好きだった。

そんな気持ちがあっても、おかしくありません。

だから、

「あなたも賛成したじゃん」

にしないでほしいんです。

一度「いいよ」と言ったから、

そのあと不安になってはいけないわけではありません。

子どもの気持ちだって変わります。

大人だって、

結婚すると決めたあとに不安になることがありますよね。

子どもなら、なおさらです。

子どもの不安を、吸い上げてあげてほしい

そして、子どもは自分の気持ちを全部言葉にできるとは限りません。

「再婚についてどう思う?」

と聞いて、

「いいよ」

と言ったから大丈夫。

ではないこともあります。

本当は、

ママorパパと二人の時間が減るのが寂しいのかもしれない。

知らない人と暮らすことが怖いのかもしれない。

本当のお父さんを裏切るような気持ちになるのかもしれない。

名字が変わるのが嫌なのかもしれない。

学校が変わることが嫌なのかもしれない。

でも、それをうまく説明できなくて、

ただ、

「嫌!」

になることもあるでしょう。

急に甘える。

機嫌が悪くなる。

相手が来る日に嫌がる。

反対に、

ものすごく頑張って「いい子」になる。

そんなところに、気持ちが出ることだってあります。

だから、

言葉だけではなく、

子どもが感じている不安を、大人が吸い上げてあげてほしい。

と思っています。

そして不安が見えてきたら、

「じゃあ、この子が安心するために何ができる?」

を考えていけばいい。

「嫌だ」と言われたら、その理由を見てみる

だからといって、

子どもが一度、

「結婚してほしくない」

と言ったら、

「じゃあ私は一生再婚しない」

と決めなければいけないわけでもありません。

大切なのは、

「何が嫌なの?」

を知ることです。

相手そのものが嫌なのか。

ママを取られそうで嫌なのか。

今の生活が変わることが嫌なのか。

引っ越したくないのか。

本当のお父さんへの気持ちがあるのか。

知らない大人と暮らすのが怖いのか。

不安の正体がわかれば、

できることが見つかるかもしれません。

親子二人だけの日を残す。

会う頻度を少し減らす。

まだお泊まりはしない。

同居を急がない。

入籍をもう少し先にする。

相手に「父親」になってもらおうとしすぎない。

方法は、模索することができます。

大人のスピードに、子どもを合わせなくていい

大人二人は、

何ヶ月も会って、

たくさん話して、

「この人と一緒にいたい」

と思うところまで関係を作ってきたかもしれません。

でも、

子どもと相手の関係は、同じところまで育っているとは限りません。

だから、

二人が結婚を決めたからといって、

子どもまで同じスピードで、

「今日から家族!」

にならなくていいと思っています。

最初は短い時間だけ会う。

少しずつ一緒に出かける。

親子だけの時間も残す。

どのくらいの頻度で会うのがいいのかを見る。

子どもの様子を見ながら距離を調整する。

そして、

同居はいつにする?

籍を入れるのはいつ?

名字は?

学校は?

相手は子どもと、どんな関係でいる?

こういうことは、

少し先の話になってもいい。

と思っています。

子どもがいるなら、なおさらです。

結婚を急ぐ相手なら、一度立ち止まってほしい

だから私は、

子どもがいるのに、

「早く結婚しよう」

「いつ籍入れる?」

と、大人二人のペースだけで進めようとする人なら、

少し慎重に見てほしいと思っています。

これから家族になっていくなら、

その人が関係を作るのは、パートナーだけではありません。

すでにそこにある、

親子の生活の中に入っていく

ことになります。

だから、

「子どもはどう感じているかな」

「会う頻度、大丈夫かな」

「二人だけで過ごす時間も必要なんじゃない?」

「入籍は急がなくていいよ」

「どういう形なら、みんなが無理しないかな」

と、一緒に考えられる人であってほしい。

私は、

結婚を待ってくれる=覚悟がない

とは思いません。

むしろ、

子どものペースまで考えて待てることが、

家族になる覚悟の一つかもしれません。

次に進む前に、子どもの葛藤まで受け入れる覚悟を持ってほしい

子どもがいる人との結婚は、

子どもが自分を受け入れてくれることを前提にするものではない

と思っています。

最初は仲良くできていても、

結婚の話が出た途端に嫌がるかもしれません。

昨日まで楽しそうだったのに、

急に距離を取るかもしれません。

「ママを取られた」

と感じることもあるでしょう。

嫉妬することだってある。

本当のお父さんやお母さんへの気持ちとの間で葛藤することもあるかもしれません。

そんなときに、

「こんなに優しくしているのに」

「僕のこと嫌いなの?」

「結婚するんだから仕方ないでしょ」

ではなく、

「そりゃ、いろんな気持ちになるよね」

と思えること。

子どもに大人の事情を理解してもらうことを急ぐのではなく、

大人の方が、子どもの葛藤を理解しようとする。

その覚悟を持って、

子どもがいる人との結婚を考えてほしいと思っています。

親も、子どもを悪者にしない

そして親側も、

子どもが相手を拒否したからといって、

「せっかく私が幸せになろうとしているのに」

と、子どもを悪者にしないこと。

子どもは、

親の幸せを邪魔したいわけではないかもしれません。

ただ、不安なのかもしれない。

寂しいのかもしれない。

生活が変わることが怖いだけかもしれない。

だから、

子どもの「嫌」を、親への攻撃にしない。

一度受け止めて、

「何が嫌なんだろう?」

を見てほしいと思います。

でも、「子どものため」に自分の幸せを全部諦めなくていい

ここも、とても大切です。

子どもの気持ちを大事にすることと、

親が自分の人生を全部諦めることは違います。

「子どもがいるから恋愛してはいけない」

「母親なんだから再婚を考えちゃいけない」

「子どもが成人するまで、自分の人生は後回し」

とまで考えなくていいと思っています。

自分の幸せも大切。

子どもの気持ちも大切。

そして、

一緒に人生を歩いていこうとしている相手の気持ちも大切です。

誰か一人だけを犠牲にして、

家族を作る必要はありません。

だから、

三者それぞれの気持ちをテーブルの上に置いて、方法を探す。

それが大事なんだと思います。

「私の子どもなんだから全部受け入れて」でもない

反対に、

相手に、

「私と結婚したいなら、子どものことも全部受け入れて」

と一方的に求めるのも違います。

相手にも人生があります。

突然、誰かの親になることに戸惑うこともあるでしょう。

子どもとの距離感に悩むこともある。

どこまで注意していいのかわからない。

教育方針について、

「自分はどこまで言っていいんだろう」

と思うことだってあるでしょう。

だから相手の不安も聞く。

親側の不安も話す。

子どもの気持ちも見る。

そして、

「じゃあ、私たちはどうしようか?」

を考える。

これも、家族になっていくための大切なコミュニケーションだと思います。

法律婚だけが、二人の答えとは限らない

そして、

「結婚したい」

と思ったからといって、

必ずすぐに籍を入れなければならないわけでもありません。

二人が納得しているのであれば、

事実婚というパートナーシップの形を選ぶこともできます。

結婚相談所でも、双方が事実婚という形を了承し、パートナーとして歩んでいくことを決めた場合、成婚として扱われるケースがあります。

もちろん、

法律婚と事実婚では法的な扱いが異なります。

相続や税金、子どもとの法的な関係など、

事前に確認しておいた方がいいこともあります。

だから、

「事実婚なら簡単」

という話ではありません。

でも、

「結婚するなら、すぐ入籍して、一緒に暮らして、新しい家族にならなきゃ」

だけが答えではないということです。

しばらく別々に暮らす。

子どもの成長を待つ。

入籍を少し先にする。

事実婚という形を考える。

それぞれの事情に合わせて、

方法を模索していいと思っています。

家族になったら終わりではなく、そこからも調整は続く

そして、

無事に結婚した。

一緒に暮らし始めた。

だから、もう大丈夫。

ではありません。

むしろ、

そこから初めて見えてくることもあります。

子どもが思った以上に寂しそう。

相手と子どもの生活習慣が合わない。

親子だけの時間が減ってしまった。

相手も気を遣いすぎて疲れている。

自分が二人の間を取り持とうとして疲れている。

いろんなことが起こるかもしれません。

でも、

それは必ずしも、

「再婚に失敗した」

ということではないと思います。

だって、生活は調整だから。

初婚だって同じです。

結婚したから、何もかもピッタリ合うわけではありません。

まして、

すでにそれぞれの生活や関係があるところから始まるセカンドファミリーなら、

調整することがあるのは当然です。

だから、

問題が起きない家族を目指すより、

何かあったときに話せる家族を目指してほしい。

と思っています。

「家族になった」ではなく、「家族になっていく」

私は、

子連れ再婚では特に、

最初から完成した家族を作ろうとしなくていいと思っています。

結婚した日から、

全員が家族として同じ気持ちになる必要もありません。

相手をすぐに、

「お父さん」

「お母さん」

と思えなくてもいい。

大人と子どもの関係だって、

少しずつ作っていけばいい。

親子の時間も残していい。

大人二人の時間も作っていい。

子どもが不安になったら立ち止まっていい。

相手が悩んだら話していい。

自分がしんどくなったら、それも伝えていい。

そして、そのたびに、

「じゃあ、私たちはどうしよう?」

を考える。

家族だから我慢するのではなく、

家族だから話す。

家族だからわかってくれるはず、ではなく、

家族だからこそ相手の気持ちを知ろうとする。

結婚して家族になるのではなく、そこから時間をかけて家族になっていく。

私は、それでいいと思っています。

セカンドファミリーであることに、誇りを持ってほしい

子どもがいる再婚は、

簡単ではありません。

でも、

簡単ではないことと、幸せになれないことは違います。

一度いろいろな経験をした大人がいる。

すでに大切な親子の関係がある。

そこに新しいパートナーが加わる。

それぞれに過去があります。

大切にしたいものもあります。

だからこそ、

誰かの家庭を真似しなくていい。

「普通の家族」に無理やり合わせなくていい。

セカンドファミリーは、

一度壊れた家族を作り直すことではありません。

そこにいる人たちが、

これから新しく作っていく家族です。

自分の幸せも大切にする。

相手の気持ちも大切にする。

そして、

大人の選択によって生活が変わる子どもの気持ちは、

大人が丁寧に吸い上げてあげる。

嬉しいも、

寂しいも、

不安も、

葛藤も、

全部あっていい。

そのたびに、

みんなが無理をしすぎない方法を探していく。

誰か一人が我慢することで成り立つ家族ではなく、

みんなが「ここにいていい」と思える家族を作っていく。

簡単ではないからこそ、

たくさん話して、

たくさん調整して、

時間をかけていいと思います。

そして、いつか、

「私たちは、私たちなりの家族を作ってきたね」

と笑えたらいい。

セカンドファミリーであることに誇りを持って。

それぞれの過去も、

今の気持ちも大切にしながら、

思いやりの中で、新しい家族を育てていってほしい。

私はそう思っています。

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nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に

してほしいと心から願っています。

人生色々、経験や体験、環境、状況、

人それぞれ思いや価値観があっていいんです。

だからこそ、これからについて

少し立ち止まって考えてみませんか?