HSP気質の夫と、ズボラな私。「価値観が合わない」夫婦の話

今日は、我が家の夫婦のお話を。
うちの夫は、もともとHSP気質というか、いわゆる「繊細さん」です。
人の言葉や表情をよく見ていて、相手がどう感じるかを考える人。
一方の私は、夫に比べると細かなことをあまり気にしない方です。
夫が大切にしていることに対して、
「そこって、そんなに大事だったんだ」
と、後から知ることもありました。
性質としては、結構違う二人だと思います。
そんな私たちが結婚して、何年も一緒に暮らしてきました。
夫からは今でも、
「俺たち、価値観合わないよね」
と言われることがあります。
私も、
「そうだね」
と思っています。
でも、結婚生活を続けてきた今は、
「価値観が合う・合わない」って、それだけで判断できるほど単純なものでもないなと思っています。
むしろ夫との生活の中で、
「価値観って、こういうところに出るんだ」
と知ったことがたくさんありました。
自分が大切にしていることほど、感情は動く
夫を見ていて気づいたことがあります。
夫は、自分が大切にしていることを、きちんと大切にする人です。
「こういうことは相手にした方がいい」
「これは相手にはしない方がいい」
という、自分なりの基準も持っています。
だから、自分が大切にしていることを私がしなかったり、
反対に、自分ならしないことを私がすると、
感情が大きく動くことがありました。
でも、私はそこに同じ基準を持っていないことがあります。
だから最初は、
「え?なんのこと?」
なんです。
相手が嫌がると分かっていて、したわけでもない。
大切にしていないから、しなかったわけでもない。
そもそも、
そこにそんな意味があるという発想自体が、私にはなかった。
そんなことが、私たち夫婦には何度もありました。
「そんなことしてくれてたの?」
たとえば、夫との会話の中でこんなことがありました。
夫は、私が興味を持ちそうな話題を見つけて、話を振ってくれていたそうです。
私が話しやすいように。
私が興味を持って、会話を楽しめるように。
夫にとっては、それが自然な気遣いだったんだと思います。
でも私は、同じことをしていませんでした。
あるとき、そのことについて夫が不満を感じていると知りました。
私の最初の反応は、
「え?なんのこと?」
でした。
本当に分からなかったんです。
話を聞いて、
「え、そういうこと?」
「私が興味を持ちそうな話題を考えて、話を振ってくれてたってこと?」
そこで初めて分かりました。
そして私は、
「そんな発想、今までしたことなかった。ごめんね」
と伝えました。
夫を大切にしていなかったわけではありません。
夫がしてくれていることを分かった上で、私はしなかったわけでもない。
私の中には、
「相手が興味を持ちそうな話題を考えて、こちらから話を振る」
という発想そのものがなかったんです。
「してくれない」と「その発想がない」は違う
今振り返ると、この違いは大きかったと思います。
夫から見れば、
「自分は相手のことを考えてしているのに、どうしてしてくれないんだろう」
と感じる。
でも私からすると、
「してあげようと思わなかった」のではなく、
「それをするという発想自体がなかった」
んです。
これは、話さなかったら分からなかったと思います。
そして、こういうことって夫婦だけではないと思うんですよね。
自分は、待ち合わせには早めに行く。
自分は、連絡をもらったらなるべく早く返す。
自分なら、相手が好きそうなものを覚えておく。
自分は、人にされて嫌なことはしない。
自分にとって自然にしていることほど、
「相手も普通はそうするよね」
と思いやすい。
でも、相手にはその発想自体がないこともあります。
もちろん、
だから何をされても受け入れればいいという話ではありません。
ただ、
自分が当たり前だと思っていることと、相手が当たり前だと思っていることは、同じとは限らない。
夫との生活の中で、私はそれを何度も知りました。
私も、自分の物差しで夫を見ていた
これは夫だけの話ではありません。
私にも、私の当たり前があります。
夫の反応を見て、
「なんで、そこがそんなに気になるんだろう」
と思ったこともありました。
それだって結局、
私の物差しから夫を見ていたということなんですよね。
夫には夫が生きてきた時間があって、
私には私が生きてきた時間がある。
育ってきた家庭も、
経験してきたことも、
人との関わり方も違います。
その積み重ねの中で、
「これは大切」
「これは嫌だ」
「こうされたら嬉しい」
「こういうことはしない」
という感覚が、それぞれにつくられてきた。
だから、同じ出来事を見ても、感じ方が違う。
それはある意味、当たり前なのかもしれません。
分からないから、聞く
私たちの場合、
夫が何かに感情を動かしていても、私にはその理由が分からないことがありました。
だから私は、
「それって、どういうこと?」
と聞くようになりました。
「なんでそう思ったの?」
「何が嫌だったの?」
話を聞いてみると、
「そんなふうに考えてたの?」
「そこにそんな意味があったの?」
と初めて知ることがあります。
そして逆に、
「私はそんな意味でやってないよ」
「そこは全然考えてなかった」
と伝える。
何年も一緒にいるから、相手のことが全部分かる。
夫婦だから、言わなくても伝わる。
私は、そうは思っていません。
だって、違う人間ですから。
分からないことは、聞けばいい。
その方が、自分の想像だけで相手を決めつけずに済むと思っています。
理解することと、同じになることは違う
そして、もう一つ。
夫が、
「これは自分にとって大切なんだ」
と言ったからといって、
私も同じくらい大切だと思わなければいけないわけではありません。
反対も同じです。
理解することと、同じになることは違います。
「あなたにとっては、それが大切なんだね」
「私は、こう感じるよ」
その両方があっていい。
もちろん、二人の生活や将来に大きく関わることなら、話し合う必要があります。
でも、何もかも同じにする必要はない。
だから今では、
夫から、
「俺たち、価値観合わないよね」
と言われても、
私も、
「そうだね」
と思います。
価値観が違うこと自体を、以前ほど問題だとは思わなくなりました。
感情が揺れたところに、自分の価値観が見える
夫婦生活をしていて面白いなと思うのは、
感情が大きく動くところには、その人が大切にしているものが隠れていることがある
ということです。
「なんで、そんなことするの?」
「普通はこうするでしょ」
「私はそんなことしないのに」
「これくらいしてくれてもいいのに」
そんな気持ちが出てきたとき、
相手を見るだけではなく、
一度、自分にも聞いてみる。
「私は、なんでこんなに嫌だったんだろう?」
そうすると、
約束を守ることを大切にしていたり、
相手への気遣いを大切にしていたり、
一緒に過ごす時間を大切にしていたり、
ちゃんと話し合うことを大切にしていたり。
自分でも気づいていなかった価値観が見えてくることがあります。
相手との違いは、
相手を知るだけではなく、
自分を知るきっかけにもなる
んですよね。
婚活でいう「価値観が合う人」って、何だろう
婚活では、
「価値観が合う人がいい」
という言葉をよく聞きます。
もちろん、大切な部分が近い相手を望むのは自然なことです。
でも、
婚活を始める前なら、相手を探すより先に一度考えてみてほしいことがあります。
それは、
「私は、何を大切にしているんだろう?」
ということ。
たとえば、
「LINEは毎日したい」
「時間は守ってほしい」
「休日は一緒に過ごしたい」
「家事は二人でしたい」
という希望があったとして。
そこで終わらず、
「私は、どうしてそれを大切だと思うんだろう?」
まで考えてみる。
毎日LINEがほしいのは、
つながっている感覚がほしいからかもしれない。
時間を守ってほしいのは、
約束を大切にしてもらうことで、自分も大切にされていると感じるからかもしれない。
家事を二人でしたいのは、
家事の量そのものより、
「二人の生活を一緒につくる」という感覚を大切にしたいからかもしれない。
表面的な条件の奥に、
自分が本当に大切にしているもの
が隠れていることがあります。
そして、もう一つ知っておいてほしいこと
婚活を始めると、
「どんな男性がいい?」
「どんな条件を希望する?」
と、“相手”について考える機会が増えていきます。
でも、その前に、
自分が思い描いている**「結婚」そのもの**について考えてみてもいいと思います。
あなたにとって、
夫とは、どんな存在ですか?
妻とは、どんな存在だと思っていますか?
そして、
夫婦とは、どんな二人でしょうか。
夫は家族を守るもの。
妻は家庭を支えるもの。
夫婦なら何でも話すもの。
休日は一緒に過ごすもの。
家事はこう分担するもの。
お金はこう管理するもの。
人それぞれ、いろいろなイメージがあると思います。
そして私たちは、
育ってきた家庭や、
これまで見てきた夫婦、
過去の経験、
世の中で言われている「普通」などから、
知らないうちに、
「夫婦とはこういうもの」
というイメージを持っていることがあります。
でも、それが、
自分が本当に望んでいる結婚と同じとは限りません。
婚活を始める前に、少しだけ考えてみてほしい
だから、
「どんな人と結婚したい?」
を考える前に、
少しだけ、自分に聞いてみてください。
私は、どんな夫婦でいたいんだろう?
私にとって、夫とはどんな存在なんだろう?
妻として、私はどうありたいんだろう?
そして、
それは「こうあるべき」なのか、それとも私が本当に望んでいることなのか。
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
私自身、結婚して夫と暮らしてみたからこそ、
「私はそこを全然気にしないんだ」
「夫はそこを大切にしているんだ」
と知ったことがたくさんあります。
結婚する前に、自分の価値観を全部知ることなんてできないと思います。
でも、
自分はどんな結婚をしたいのか。
そこを少し知っているだけでも、
婚活で相手を見る目は変わってくると思います。
条件だけではなく、
「この人となら、どんな夫婦になれそうだろう?」
と考えられるようになるから。
誰と結婚するかを考える前に、
私は、どんな結婚をしたいのか。
婚活を始めるとき、
まずそこから考えてみてもいいのではないでしょうか。

\婚活無料相談実施中/
\婚活無料相談実施中/
(初回限定60分)オンライン限定
nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に
してほしいと心から願っています。
人生色々、経験や体験、環境、状況、
人それぞれ思いや価値観があっていいんです。
だからこそ、これからについて
少し立ち止まって考えてみませんか?


