自分と価値観が合う人って、どんな人? 婚活で「条件」より先に考えてほしいこと

婚活をしている方に、

「どんな人と結婚したいですか?」

と聞くと、

「価値観が合う人がいいです」

という答えがよく返ってきます。

確かに、結婚生活において価値観は大切です。

でも、ここでもう一つ考えてみてほしいことがあります。

あなたにとって「価値観が合う人」とは、具体的にどんな人でしょうか。

金銭感覚が同じ人。

休日の過ごし方が似ている人。

仕事への考え方が近い人。

家族を大切にする人。

生活リズムが近い人。

話が合う人。

こうして考えてみると、「価値観が合う人がいい」と思っていても、実際にどんな人が自分と合うのかは、意外とはっきりしていないことがあります。

私はまず、

自分がどんな人生を送りたいのか。

そこから考えてみてほしいと思っています。

自分が向かいたい場所がわからなければ、どんな人と一緒に歩いていきたいのかも見えてこないからです。

まずは「どんな人生を送りたい?」から考える

婚活を始めると、どうしても相手の条件に目が向きます。

年齢、年収、職業、学歴、容姿、住んでいる場所。

もちろん、条件を考えることが悪いわけではありません。

でも、その前に、

「私は、どんな人生を送りたい?」

と考えてみてください。

仕事はどうしたい?

どんな家庭をつくりたい?

どんな人たちと関わっていたい?

プライベートでは、どんな時間を過ごしたい?

一人の時間は必要?

何に時間やお金を使いたい?

どんな毎日だったら、「幸せだな」と感じられる?

ここが見えていないまま、

「年収○万円以上」

「同年代」

「このくらいの学歴」

「こういう見た目」

と条件だけを決めても、その人との結婚の先に、自分が望んでいる人生があるのかはわかりません。

ゴールが見えていなければ、どこへ向かって走ればいいのかも決められない。

婚活も同じです。

まず、自分が向かいたい未来を知る。

そのうえで、

「その人生を一緒につくれそうなのは、どんな人だろう?」

と考えていきます。

その「理想」は、本当に自分のもの?

そして、理想の人生を考えたら、もう一歩だけ掘り下げてみてください。

「私は、なぜそう思うんだろう?」

価値観は、昨日今日でできたものではありません。

育ってきた家庭。

親との関係。

学校や仕事での経験。

これまでの恋愛。

周囲の人から言われてきたこと。

そうしたものの影響を受けながら、少しずつつくられていきます。

だから、自分では「私の考え」と思っていても、

「結婚するなら年収は高い方がいい」

「男性は家族を養うもの」

「妻は家庭を優先するもの」

「家族なら休日は一緒に過ごすもの」

「いい大学を出て、いい会社に勤めている人なら安心」

そんな周囲や世間の「正解」が混ざっていることもあります。

もちろん、それが今の自分にとって本当に大切なら、そのままでいい。

ただ、一度、

「本当に?」

と問いかけてみる。

私は、なぜこれを大切だと思っているんだろう。

ここを考えると、自分の価値観の背景が少しずつ見えてきます。

「高収入の人がいい」の奥には何がある?

例えば、

「結婚するなら、高収入の人がいい」

という希望があったとします。

それなら、

「なぜ、高収入の人がいいんだろう?」

と考えてみます。

生活に安心が欲しいから?

子どもの教育にお金をかけたいから?

旅行を楽しみたいから?

自分は仕事をセーブしたいから?

欲しいものを我慢したくないから?

理由によって、本当に求めているものは違います。

もし本当に望んでいるものが、

「家族で安心して暮らしたい」

だったとしたら、その未来を叶える方法は「高収入の夫」だけではありません。

二人で働くこともできます。

何にお金を使い、何には使わないのかを二人で考えることもできます。

収入がものすごく高くなくても、家族との時間を大切にできる暮らしの方が、自分には合っているかもしれません。

これは、

「条件を下げましょう」

という話ではありません。

自分が望んでいる幸せに、その条件は本当に必要なのか。

そこを考えるということです。

私にとって大切だったのは「家族との時間」

私自身、結婚相手に養ってもらいたいと思っていたわけではありませんでした。

自分で仕事をしていましたし、ブランド品や化粧品にたくさんお金を使うタイプでもありません。

だから、「夫の年収がとても高いこと」は最優先ではありませんでした。

それよりも大切だったのは、

家族との時間を大切にしてくれること。
家族そのものを大切にしてくれること。

そこでした。

それが叶うのであれば、年収や容姿、学歴など、一般的に「条件がいい」と言われるものに強くこだわる必要はないと思っていました。

実際、夫とはそういう部分が合っています。

二人とも、それほど物欲がありません。

生活リズムも近い。

同学年なので育ってきた時代背景も近く、昔の話や共通する話題も多い。

こうした「合う」は、一緒に生活するうえで心地よさにつながっています。

同じ収入でも、金銭感覚が同じとは限らない

お金に対する価値観も、年収だけでは判断できません。

例えば、同じくらい収入のある人でも、

「頑張って稼いでいるのだから、その分使いたい」

という人もいます。

旅行、美容、洋服、外食、趣味。

働いて得たお金を、人生を楽しむために使いたい。

それも一つの価値観です。

一方で、

「収入が増えても、必要以上には使わない」

という人もいます。

こちらも一つの価値観です。

どちらが正しいという話ではありません。

いくら稼いでいるかだけでは、その人の金銭感覚まではわからない。

何にお金を使いたいのか。

何には使いたくないのか。

何のためなら惜しまず使えるのか。

そこまで話して初めて、その人が大切にしているものが見えてきます。

価値観は、全部同じでなくてもいい

では、できるだけ価値観が同じ人を選んだ方がいいのでしょうか。

私は、何もかも同じである必要はないと思っています。

私と夫にも、かなり違うところがあります。

特に違うのが、

ものの考え方や、人との関わり方です。

私は友人と過ごす時間も好きですし、仕事でクライアント様と話す時間も好きです。

一方、夫は人付き合いが得意な方ではなく、どちらかというと、

「家族がいれば、それでいい」

というタイプです。

以前の私なら、夫に合わせていたと思います。

友人と会う時間を減らし、家族との時間を優先する。

そうしているうちに交友関係も少なくなっていく。

一見すると、夫婦の価値観が揃ったように見えるかもしれません。

でも、私自身はだんだん、

「自分じゃなくなっていく」

ような感覚を持つようになりました。

そこで気づいたのが、

相手に合わせることと、価値観が合うことは違う

ということでした。

違うからこそ、二人に合う形をつくる

今は、一人になる時間や仕事をする時間が必要なら、夫と話します。

夫に子どもを任せて、自分の時間をつくる日もあります。

ただ、自分の希望だけを通すわけではありません。

夫が仕事で忙しいのか。

疲れているのか。

今なら余裕がありそうなのか。

相手の状況を見ながら、自分の希望も伝えます。

自分も大切にする。
同じように、相手も大切にする。

そこには、思いやりが必要です。

何もかも同じでなくてもいい。

違うところがあるなら、どちらか一方が我慢し続けるのではなく、

「私たち二人なら、どうしたらいい?」

を考えていけばいいのだと思います。

「なぜ、そう思った?」そして「目の前の相手も同じ?」

価値観が違ったときに、もう一つ大切にしたいことがあります。

それが、

「私は、なぜそう思ったんだろう?」

と考えることです。

価値観は根強く、育ってきた環境や過去の経験から大きな影響を受けています。

例えば、過去にお金にルーズな相手との関係で苦労した経験があれば、

「結婚するなら、お金に堅実な人じゃないと無理」

と思うようになるかもしれません。

それは、その経験から生まれた大切な感覚でもあります。

でも、自分の背景が見えてきたら、もう一つ考えてみてほしいのです。

「果たして、目の前のこの人も同じなのだろうか?」

過去の相手と、今目の前にいる相手は別の人です。

例えば、お金を使っている姿を見て、

「この人も浪費家なのでは?」

と思ったとしても、話を聞いてみたら、

「普段はほとんど使わないけれど、旅行にはお金を使いたい」

という人かもしれません。

それなら、「お金にルーズ」という話ではなく、

何にお金を使うことを大切にしているのか

という価値観の話になります。

自分の過去だけで相手を判断するのではなく、

「私はこう感じたけれど、あなたはどう?」

「どうして、そう考えるようになったの?」

と聞いてみる。

自分の背景も伝え、相手の背景も知る。

そこまで話してみないと、本当に価値観が合わないのかはわかりません。

夫婦の価値観は、二人でつくっていけばいい

自分の考えを知る。

相手の考えを聞く。

なぜそう考えるようになったのか、お互いの背景も知る。

そのうえで、

「では、私たち二人はどうしていこうか」

を考える。

私は、これが夫婦としての関係構築なのだと思っています。

親と同じ夫婦になる必要はありません。

世間が言う「普通の夫婦」になる必要もありません。

どちらか一方の価値観に、もう一方が合わせ続ける必要もありません。

二人で話して、二人に合う形を探す。

生活が変われば、また話す。

仕事や家族の状況が変われば、また調整する。

「今の私たちは、どうしたい?」

と何度でも話せること。

最初からすべての価値観が一致していることより、私はその方がずっと大切だと思っています。

自分と価値観が合う人って、どんな人?

「価値観が合う人と結婚したい」

と思ったら、いきなり相手の条件を探すのではなく、まず自分に問いかけてみてください。

私は、どんな人生を送りたい?

仕事はどうしたい?

どんな家庭をつくりたい?

どんな人間関係を持っていたい?

プライベートでは、どんな時間を過ごしたい?

何に時間やお金を使いたい?

どんな毎日を「幸せ」と感じる?

そして、

「なぜ、私はそれを大切だと思っているんだろう?」

まで考えてみる。

そのうえで、

その人生を一緒につくっていけそうなのは、どんな人だろう?

と考えてみてください。

何もかも同じ人でなくていい。

自分にとって大切な部分が近い。

違うところがあっても、お互いの背景を知ろうとできる。

相手が大切にしているものを尊重できる。

自分が大切にしているものも尊重してもらえる。

そして、意見が違ったときには、

「私たち二人なら、どうしていこうか」

を一緒に考えられる。

私は、そんな相手も、

「自分と価値観が合う人」

なのではないかと思っています。

自分と価値観が合う「完成された誰か」を探すのではなく、

自分を知り、

相手を知り、

二人の関係をつくっていく。

結婚は、相手を見つけたら終わりではありません。

その人と一緒に、二人にとって心地よい人生をつくっていくものです。

だからこそ、条件から相手を探す前に、

まずは、自分がどんな人生を送りたいのか。

そこから考えてみてほしいと思います。

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nanairo.は、名前の通りあなたいろの人生に

してほしいと心から願っています。

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